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遠藤・守田が全体練習参加せず…田中碧も復帰途中でダブルボランチに危機

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MF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティング)が別メニュー

 カタールW杯に向けて調整を続ける日本代表は15日、ドーハのキャンプ地でトレーニングを行い、体調不良のため合流が遅れているMF三笘薫(ブライトン)を除く25人が集まった。ドーハ入り後初の非公開練習となり、公開された冒頭15分間ではMF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティング)が全体練習に加わらず、室内で別メニュー調整。最終予選から主力を担ってきた2人が不在となれば、本大会でのゲームプランにも大きな影響を与えることになりそうだ。

 前日夜までにドーハ入りしたGK川島永嗣(ストラスブール)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF南野拓実(モナコ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF堂安律(フライブルク)、遠藤、守田の7選手が新たに合流。体調不良のため、合流時期が依然未定となっている三笘以外のメンバーが揃った。

 17日に国際親善試合・カナダ戦(ドバイ)を控えていることもあり、この日から非公開練習がスタート。冒頭15分間のみ報道陣に公開され、選手たちはランニングやボール回しのメニューを行なった。前日まで別メニュー調整だったMF田中碧(デュッセルドルフ)、DF冨安健洋(アーセナル)も公開部分は全体練習に加わっていた。

 一方、遠藤と守田はピッチに姿を表さず、ガラス張りのトレーニングジムでの調整となった。日本サッカー協会の広報スタッフによると、遠藤は8日のブンデスリーガで負った脳震盪の復帰プロトコルに沿った手続きを進めており、守田は左ふくらはぎの違和感のため「大事をとって」の別調整だという。

 日本代表は9月のドイツ遠征で4-2-3-1のシステムを採用しており、カタールW杯でも継続見込み。MF柴崎岳(レガネス)、田中も招集メンバーに入っているが、田中も10月下旬の右膝負傷から実戦復帰をしておらず、万全なのは柴崎のみとなっている。

(取材・文 竹内達也)
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