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遠藤航、守田英正はカナダ戦帯同せず…三笘薫も依然合流できず23人で最終テストへ

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MF守田英正(スポルティング)とMF遠藤航(シュツットガルト)

 日本サッカー協会(JFA)は16日、カタールW杯前最後の強化試合となるカナダ戦(17日・ドバイ)にMF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティング)が帯同しないことが決まったと発表した。体調不良のMF三笘薫(ブライトン)の合流の見通しも依然立っておらず、3選手を欠いての最終テストとなる。

 遠藤、守田の両選手は14日にカタール・ドーハ入りし、15日夕のトレーニングからチームに合流。しかし、遠藤は脳震盪からの復帰プロトコルで全体練習に加われず、守田も左ふくらはぎの違和感によって「大事を取って」(JFA広報スタッフ)練習を回避していた。いずれも報道陣に公開された冒頭15分間のメニューではピッチに出ず、室内トレーニングジムでの調整だった。

 遠藤は15日の練習終了後、報道陣の取材に対してドバイに帯同しないことを自ら明言。守田は「チームと話してどういう流れになるか決まっていない。それに委ねる」としていたが、同じくドーハに残ることになった。

 遠藤、守田の両選手は4-2-3-1のシステムを採用した9月のドイツ遠征で、主力組が出場したアメリカ戦(○2-0)にダブルボランチで揃って先発。W杯本大会でも中心的な活躍が期待されていた。日本代表の本職ボランチでは、MF田中碧(デュッセルドルフ)も右膝負傷から復帰したばかりで、コンディションが万全なのはMF柴崎岳(レガネス)のみとなっている。

(取材・文 竹内達也)
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