日本代表は21日、カタールW杯グループリーグ初戦のドイツ戦(23日・ハリファ)に向け、ドーハの練習拠点でトレーニングを行った。冒頭の約25分間が報道陣に公開され、左ふくらはぎの違和感で別メニュー調整が続いていたMF守田英正(スポルティング)が初めて合流。スパイク姿で、スピードを上げたドリブルやボール回しなど公開部分のフルメニューをこなした。

　守田は13日に行われたポルトガルリーグ中断前最終節のファマリカン戦にフル出場し、14日夜にドーハ入り。15日のトレーニングから参加したが、左ふくらはぎの違和感で別メニュー調整が続いていた。17日にUAE・ドバイで行われた国際親善試合・カナダ戦には帯同せず、ドーハに残って個人練習続け、19日のチーム再始動した後も全体練習には入っていなかった。

　非公開部分で戦術練習に加わったかは不明で、ドイツ戦の出場は依然として不透明。だが、守田の復帰によって全体練習に初めて26人が揃い、グループリーグ3試合に向けて起用の可能性は高まった。体調不良明けのMF三笘薫(ブライトン)も前日20日の取材対応で一部別メニュー調整だったことを明かしており、引き続きコンディションが起用を左右する形となりそうだ。

(取材・文　竹内達也)

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