カタールW杯決勝トーナメント進出を決めた日本代表が3日、ドーハの練習拠点で、決勝トーナメント1回戦クロアチア戦(5日・アルワクラ)へ再始動した。トレーニングの冒頭15分間が報道陣に公開され、MF久保建英(ソシエダ)が体調不良のため欠席。左太もも裏の負傷で別メニュー調整が続いていたDF酒井宏樹(浦和)が合流を果たした。

　日本は劇的な逆転勝利を収めたスペイン戦(○2-1)から一夜明けた2日、終日オフを取った。選手たちは選手たちは感染対策をしながら家族とも面会。激闘が続いたグループリーグから一旦リフレッシュした。5日にはアルワクラのアルジャヌーブ・スタジアムで行われる決勝トーナメント1回戦で、F組2位のクロアチアと対戦。久保を除く25人で再始動した。

　久保はホテルで静養しており、日本サッカー協会(JFA)の広報担当者によると、新型コロナウイルスの感染症ではない。一方、初戦のドイツ戦で(○2-1)で負傷した酒井が10日ぶりに合流し、元気な姿を見せた。スペイン戦後には自身のインスタグラム(@hiroki.sakai_19)に「最高の勝利と次もう一度ピッチに立てる最高のチャンスをみんながくれました」と記しており、クロアチア戦に間に合ったとみられる。

　クロアチア戦は累積警告で出場停止のDF板倉滉(ボルシアMG)も練習に参加。史上初のベスト8をかけ、総力で準備を進めていく。

(取材・文　竹内達也)

---

▶「FIFA ワールドカップ」決勝トーナメントもABEMAで無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送