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コロンビア指揮官、37歳ファルカオは「まだまだ代表に貢献できる」

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コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ

 28日のキリンチャレンジカップで日本代表と対戦するコロンビア代表が26日、試合会場のヨドコウ桜スタジアムで公式練習を行った。練習前にネストル・ロレンソ監督とFWジョン・アリアス(フルミネンセ)が公式会見に出席。ロレンソ監督は「明日は難しい試合になる」と表情を引き締めた。

 カタールW杯の南米予選で敗退したあとの昨年6月に就任したロレンソ監督は「今はチームを作っている途中で、若い選手を起用している。明日の試合は彼らとともに勝利をおさめたい。明日の試合は我々にとって非常に良いテストになる」と指摘。「W杯で強豪国を相手に素晴らしい試合をした日本が相手になる。明日は自分たちがどのぐらいの位置にいるかを知るための絶好の機会になる」と位置付けた。

 日本代表については「両サイドに速い選手たちがいて、攻守の切り替えが早く、攻撃もコンパクトで、ピッチを幅広く使いながら戦うことのできるチームだと思っている」と警戒した。

 31歳のMFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)、37歳のFWラダメル・ファルカオ(ラージョ)らベテラン勢も健在で、欧州のトップリーグでプレーするDFダビンソン・サンチェス(トッテナム)、FWラファエル・サントス・ボレ(フランクフルト)も来日メンバーに含まれている。

 ファルカオについてアリアスは「世界クラスのプレイヤーで素晴らしいキャリアを築いてきた。人間としても素晴らしい人で、オンザピッチ、オフザピッチで私たちの手本となる選手」と、代表チームの中でさまざまなことを学んでいるという。

 ロレンソ監督も「世界でもベストの9番と考えられた時期もあったほどの素晴らしい選手。まだまだ代表に貢献できる選手。仮に90分出られなくても、20分間、15分間、30分間といった時間でもプレーできる。去年のアメリカ戦でも交代で入った途端にゴールを決めた」とスーパーサブとしての起用を示唆した。

(取材・文 西山紘平)

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