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新天地にも馴染み、追加招集で代表復帰果たした川辺駿「時間が解決してくれた部分もある」

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日本代表MF川辺駿

 追加招集で6月以来の日本代表復帰となったMF川辺駿(スタンダール・リエージュ)は「何分出るか、どういう状況で出るか分からないけど、そのときにプレーを選択しないといけない。自分の良さである前に出る部分、出た先でのクオリティーを出していきたい」と意気込んだ。

 第2次森保ジャパンでは6月シリーズで招集されたが、9月の欧州遠征は選外。今回も当初はリストになかったが、FW前田大然がケガで不参加となり、川辺が追加招集された。

 9月のドイツ戦(○4-1)、トルコ戦(○4-2)について「試合を見ながらイメージしていたけど、ドイツに勝つチームにこうやって戻ってこれてうれしい」と率直に話すと、「クオリティーの高い選手が多いし、同じポジションの選手もレベルが高い。見て学ぶ部分、自分にしかない部分を整理して臨みたい」と、覚悟を持って熾烈な競争に挑むつもりだ。

 今季からベルギーのスタンダール・リエージュに移籍し、当初はチームの調子も上がらず、苦しい時期があったが、ここ6試合は負けなし(3勝3分)と復調し、川辺自身もここまで2ゴール2アシストと結果を残している。「時間が解決してくれた部分もある。9月、10月とチームの成績も上がって、自分のプレーも出せてきている」というタイミングでの代表招集。まずは6月15日のエルサルバドル戦以来となる出場でアピールのチャンスを待つ。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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