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ケンペス2ゴール&米倉弾!!千葉が今季初勝利、熊本は開幕2連敗

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[3.10 J2第2節 熊本0-3千葉 うまスタ]

 ジェフユナイテッド千葉が敵地に乗り込みロアッソ熊本と対戦した。前半10分、千葉はFWケンペスのゴールで先制すると、後半24分にはFW米倉恒貴が今季初ゴールを挙げる。さらに後半30分にも再びケンペスが決めて3-0とした千葉が快勝で今季初勝利を手にした。対する熊本は開幕2連敗となった。

 千葉がいきなりチャンスを作った。前半5分、右CKをMFジャイールが蹴ると、ケンペスがドンピシャで合わせる。だがこれはクロスバーに嫌われ、先制点とはならなかった。

 だが前半10分に試合が動く。千葉はMF佐藤勇人が高い位置でボールをカットすると、ケンペスにパス。ケンペスが左足でミドルを狙うと、前にいたDF吉井孝輔の背中に当たる。だがこれが功を奏し、GK南雄太の逆を突いて右隅に決まった。

 さらに勢いづく千葉は前半終了間際にもチャンスを迎える。カウンターからケンペスが左サイドを駆け上がったジャイールにパス。ジャイールは豪快にシュートを放つが、クロスバーを直撃。真下に落ちるがゴールラインを割ることはなかった。

 後半も千葉が主導権を握る。すると24分、MF佐藤健太郎がくさびのパスを入れると、途中出場のMFナム・スンウへと繋がる。最後はパスを受けた米倉が冷静に流し込み、リードを広げた。

 さらに後半30分、ケンペスが頭で落とすと、ナム・スンウがケンペスにリターンパス。ケンペスがこの日2点目を突き刺し、勝利を決定づけた。

 開幕戦は札幌に敗れたが、2戦目で今季初白星を手にした千葉。試合後のインタビューに応じた鈴木淳監督は、「結果的には3-0だが、内容はあまり良くなかった」と3発快勝にも辛口評価。加入後初得点を含む2ゴールを挙げたケンペスは、「1点目はラッキーだった。2点目はナム選手から素晴らしいパスが来たので決めるだけだった。今日の勝ちはチームで挙げた勝利。次も勝てるように練習から頑張りたい」と話していた。

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