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G大阪がJ2初黒星…神戸が阪神ダービー制し首位堅守!!

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[5.6 J2第13節 神戸2-0G大阪 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸ガンバ大阪との阪神ダービーを制し、首位をキープした。神戸は後半4分にFW田代有三のゴールで先制すると、同20分にはFW小川慶治朗のゴールで加点。2-0で勝利し、勝ち点を30に伸ばした。一方のG大阪はJ2初黒星を喫するとともに、V・ファーレン長崎にかわされ3位に後退した。

 今季はJ2で迎えることになった神戸対G大阪の「阪神ダービー」。1位と2位で迎えた両チームの首位攻防戦。G大阪が勝てば今季初の首位に躍り出る一戦に、試合前からスタジアムは異様な盛り上がりを見せていた。

 序盤は神戸が優勢に進めた。10分、右サイドからのFKをDF河本裕之がヘッドで合わす。同24分には自陣からDF岩波拓也が超ロングシュートでゴールマウスを狙うが、いずれもわずかに右に外れ、枠をとらえることは出来なかった。対するG大阪も徐々にペースを盛り返したが、前半はお互い無得点で折り返した。

 後半は神戸が首位の意地を見せる展開になる。まずは4分、MFマジーニョが中央突破を図ると、鋭い縦パスを入れる。MF田中英雄が落とすと、FW田代有三が豪快に左足を振り抜き、先制ゴールを突き刺した。さらに同20分には見事な速攻からFW小川慶治朗がゴールネットを揺らし、リードを広げた。

 攻めるしかないG大阪。しかしシュートシーンすら作れない状況が続き、淡々と時間だけが流れてしまう。今季3試合目の無得点に終わった試合は、J2で13試合目にして初の黒星を喫してしまった。

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