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J3第5節…止まらない山口が4連勝で首位快走、4戦連発FW岸田「楽しくやれている」

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 J3第5節が12日に全国各地で開催された。2年目を迎えたJ3はJ2から降格したカターレ富山、昨季J3を戦った11チーム、そしてJFLから昇格したレノファ山口を加えた13クラブによって覇権が争われる。

 開幕4連勝(第3節は試合なし)と好スタートを切って首位を走る昇格組のレノファ山口FCブラウブリッツ秋田のホームに乗り込んだ。前半11分にCKの流れからMF熊谷達也に決められて先制を許した山口だったが、同27分にMF島屋八徳がネットを揺らして同点に追い付く。すると、後半6分にMF小塚和季のパスを受けた岸田和人が、右足アウトでテクニカルな一撃を沈めて山口が勝ち越しに成功。そのまま逃げ切った山口が2-1の勝利を収めて、開幕から無傷の4連勝を飾って首位を守った。

 開幕から4試合連続ゴールを決めて勝利に導いた岸田は、「小塚のボールが良かったので、GKをしっかり見て蹴ることができた」と決勝点の場面を振り返ると、「チームの雰囲気はとてもいいし、1戦1戦楽しくやれているのが結果にもつながっていると思います」と4連勝の要因を語った。

 ともにJ2経験のある5位のFC町田ゼルビアと2位のガイナーレ鳥取による上位対決は、前半をスコアレスで折り返して後半もスコアが動かない時間帯が続いたが、後半32分に町田が試合を動かす。左サイドでボールを受けたMF宮崎泰右が一気にPA内まで持ち込むと、強烈なシュートを突き刺してスコアを1-0とする。さらにアディショナルタイムには再び宮崎が鮮やかなボレーでネットを揺らし、2-0の完封勝利を収めた。

 3位のSC相模原はMF曽我部慶太とDF成田恭輔のゴールで藤枝MYFCを2-0で下して2位に、FW勝又慶典とMF有永一生のゴールでY.S.C.C.横浜から2-0の勝利を収めたAC長野パルセイロが3位に浮上。未勝利チーム同士の対決はJリーグU-22選抜グルージャ盛岡を2-1で下して今季初勝利を挙げ、FC琉球福島ユナイテッドFCの一戦は1-1のドローに終わっている。なお、カターレ富山の今節の試合はなかった。

第5節試合結果

4月12日(日)
盛岡 1-2 J-22 [盛岡南]
秋田 1-2 山口 [A-スタ]
YS横浜 0-2 長野 [ニッパツ]
藤枝 0-2 相模原 [藤枝サ]
琉球 1-1 福島 [沖縄県陸]
町田 2-0 鳥取 [町田]

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