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序盤は攻勢を強めたが…千葉は一瞬の反撃に沈む、田口「本当にもったいない」

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攻撃を決め切れなかった千葉

[7.10 J2第26節 千葉 0-1 栃木 フクアリ]

 終始攻勢を保ったジェフユナイテッド千葉だが、栃木SCの一発を浴び、0-1で敗戦。MF田口泰士は「失点の重みを痛感したと思うし、本当にもったいない」と肩を落とした。

 前節は接戦の末に2-1で上位のアルビレックス新潟を破った千葉。その勢いに乗り、今節も序盤からボールを支配し、栃木のゴールを脅かす。田口はFKのキッカーも務め、前半17分のFKでは高精度のキックで敵陣内にボールを送る。FW櫻川ソロモンの打点の高いヘディングシュートはゴール枠内を捉えるが、相手GKに阻まれた。

 流れは一瞬で変わる。前半42分、栃木の最終ラインからロングフィードが飛び、サイドからクロスを上げられる。千葉は守備陣が対応できず、ゴールを決められてしまった。GK新井章太も「集中していましたけど、なかなか難しいところ」と落胆。「攻撃に行く姿勢を前半見せていただけに、一瞬の隙でやられた。後ろでリスク管理をもっと徹底していかないと」と振り返った。

 田口も「結果がほしかった試合」と語る。「90分を振り返れば、相手にもっていかれてしまった。前半はいい流れで試合を運べていた中で、一発入ってしまった。結果的に0-1で負けた。失点の重みを痛感したと思うし、本当にもったいない」。前節の勝利で6位に浮上していたが、今回の敗戦で9位に転落した。

(取材・文 石川祐介)
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