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札幌が4発快勝で今季初の2連勝! 磐田は最下位脱出ならず

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[9.11 J1第29節 札幌 4-0 磐田 札幌ド]

 J1リーグは11日、第29節を開催した。12位北海道コンサドーレ札幌は本拠地・札幌ドームで18位ジュビロ磐田と対戦。4-0で勝利し、今季初の2連勝を飾った。

 佳境を迎えるJリーグ。試合数が残り少なくなっていく中、真ん中より下の順位の札幌は確実に勝ち点3を取っておきたい。2連勝を目指してホーム戦を戦う。対する磐田は前節、連敗を「3」でストップ。順位浮上のきっかけを作りたい。

 互いに勝利を狙った一戦。試合は立ち上がりから札幌ペースで進むと、前半9分に動く。右サイドのペナルティーエリア手前でフリーキックを得ると、DF福森晃斗が正確無比な左足のキック。シュートはゴール右上の角に吸い込まれ、リードを手にした。

 さらに、札幌は前半21分、右サイドからDF田中駿汰が斜めのボールを入れると、FW興梠慎三がフリックでMF金子拓郎へ。ボックス内右で受けると、折り返しをMFガブリエル・シャビエルが突き刺し、点差を広げた。

 完全に主導権を握る札幌はその後、田中がコーナーキックの流れからゴールネットを揺らすも、こちらはVARの介入、オンフィールドレビューの結果、ハンドの判定。追加点とはならなかった。

 2点を追う磐田は最終ラインからビルドアップを図るも、ミスが目立ちゴールが遠い。それでも前半45分、右サイドを抜け出したMF鈴木雄斗のマイナス気味のパスをFW杉本健勇が右足でシュート。しかし、札幌のGK菅野孝憲が右に飛び、ボールを弾き出した。

 札幌の2点リードで前半を折り返すと、後半も試合を優位に進めたのはホームチームだった。同13分には、ボックス内左でボールを受けたMF菅大輝のパンチのあるシュートがポストに直撃。磐田は難を逃れた。

 だが、その磐田に苦難が訪れる。後半20分、札幌MFルーカス・フェルナンデスに対してDFリカルド・グラッサが危険なスライディングタックル。主審により、レッドカードが提示され、退場処分となり磐田は一人少ない状況となった。

 試合の流れを変えたい磐田だったが、後半の選手交代も実らない。すると、後半45分に札幌に追加点。MF高嶺朋樹が左サイドからMFスパチョークとのワン・ツーで切り込むと、ペナルティーエリアに侵入し、ゴール前に送ったパスが相手に当たる。ボールはそのままゴールラインを割り、3点目となった。札幌は後半アディショナルタイム6分に途中出場のFW小柏剛がさらにダメを押す4点目。4-0で磐田を撃破し、今季初の2連勝を飾っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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