beacon

山形が3-0→3-0→3-0で昇格へあと2つ…好調ディサロ「勝たないといけない方が僕らには都合がよかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

先制ゴールを決めたFWディサロ燦シルヴァーノ

[10.30 J1参入プレーオフ1回戦 岡山 0-3 山形 Cスタ]

「男として4回も負けていられないので必ず勝ちたい」。モンテディオ山形が6位に滑り込んだJ2最終節の徳島ヴォルティス戦(○3-0)後、FWディサロ燦シルヴァーノがJ1参入プレーオフ1回戦のファジアーノ岡山戦に向けて発していた言葉だ。

 山形と岡山は競技規則適用ミスによる再試合があり、今季のリーグ戦で実質3度対戦。無効となったゲームを含め、岡山が3戦全勝としていた。

 敵地で迎えた4回目の対決は、同点なら年間順位3位の岡山が2回戦進出となるレギュレーション。ディサロは前半5分にMF山田康太のスルーパスから先制弾を奪い、早々と不利な状況をひっくり返した。

 山形は後半もゴールを重ね、3-0で快勝。有言実行を果たしたディサロは試合後のフラッシュインタビューで「同じ相手に4回負けるわけにはいかなかったので、男として意地を見せられてよかったです」と再び口にした。

 プレーオフ出場クラブの中で年間順位が一番下の山形は、J1昇格のためにアウェーで3連勝するしか道はない。しかし、攻撃的なスタイルを貫いてきたチームに恐れはないようだ。ディサロは不敵に語る。

「正直そこに対するプレッシャーは、誰も何も思っていなかったので。僕たちのチームは引き分けるチームではないですし、どんな時も2点目、3点目を狙い続けるチームなので、こういう勝たないといけない試合の方が僕たちには都合がよかったかなと思います」

 実際にプレーオフ進出へ崖っぷちだった山形は、リーグ戦のラスト2試合で大分トリニータを3-0、徳島を3-0で破り、逆転でJ1昇格への挑戦権を手にしている。そして第一関門の岡山戦も同スコアの3-0で制した。ディサロはこの3試合で計4得点を挙げる活躍を見せている。

 2回戦は11月6日に行われ、リーグ戦で1勝1敗の五分だったロアッソ熊本と激突。「僕自身、(夏に期限付きで)移籍してきてから熊本とはやっていないので、僕のことも相手はまだ分からないと思いますし、僕たちも熊本のことをしっかりと分析して、一戦一戦勝っていきたいと思います」。昇格まであと2つ。絶好調のストライカーがJ1への扉を開くか。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●2022J1参入プレーオフ特設ページ

TOP