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湘南好発進!! FW大橋祐紀のハット含む5発快勝、鳥栖は“幻”の3ゴール

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[2.18 J1第1節 鳥栖 1-5 湘南 駅スタ]

 Jリーグは18日、各地で第1節を開催した。湘南ベルマーレは敵地でサガン鳥栖と対戦。5-1で勝利し、2023シーズン好スタートを切った。
 
 昨季のリーグ戦を11位で終えた鳥栖と同12でフィニッシュした湘南。ホームの鳥栖は3-4-2-1のフォーメーションで初戦を迎えると、湘南は3-1-4-2のシステムで敵地に乗り込んだ。すると、試合は開始3分にスコアが動く。

 湘南は敵陣左サイドで相手のボールを奪うと、そこからショートカウンターへ。FW大橋祐紀が左のDF杉岡大暉にボールを預けると、そのリターンのグラウンダーのクロスに滑り込みながら合わせてゴールニアサイドに押し込んだ。

 1点を追う展開となった鳥栖は前半13分に、MF河原創のフリーキックの跳ね返りをMF長沼洋一が詰めてゴールネットを揺らすも、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)介入の結果、オフサイドの判定に。同30分には、長沼のクロスをMF岩崎悠人がボレーシュートで突き刺したが、こちらは前のプレーでボールがラインを割っていたとし、得点は認められなかった。

 すると、前半36分に湘南に追加点が生まれる。自陣右サイドで相手のパスをカットしたMF石原広教が前線にボールを送ると、抜け出したFW町野修斗が右サイドから攻め込む。最後はゴール前にグラウンダーのボールを送り、大橋が冷静に押し込んだ。

 ホームで2点ビハインドとなった鳥栖は、前半アディショナル1分にフリーキックの流れからゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定。すると、湘南は同5分にボックス内でフリーで受けたMF平岡大陽が追加点を挙げて3点差に広げた。

 それでも鳥栖が後半アディショナルタイム7分に1点を返す。右サイドから攻撃を仕掛ける鳥栖は、岩崎がMF本田風智とのパス交換でペナルティーエリア内に侵入すると、ゴール前に送ったパスにFW小野裕二。ワントラップから落ち着いて決めて反撃の狼煙をあげる。

 湘南の2点リードで前半を折り返すと、後半15分に追加点。自陣ハーフライン付近で相手の縦パスをカットすると、平岡から町野にボールが入る。町野は顔を上げて前線の大橋にスルーパス。ペナルティーエリア内の中央へ運び、冷静に流し込んだ。

 さらに湘南は後半19分、左サイドでコーナーキックを得ると、MF永木亮太がマイナス方向にストレートのボール。そこに構えていたMF小野瀬康介が右足のボレーシュートでねじ込んで、チーム5点目を挙げた。

 試合は4点のリードを手にする湘南が優位に進めると、鳥栖は反撃とはならずにタイムアップ。鳥栖は次節、今季初白星を目指してガンバ大阪と対戦し、湘南はホームに“昇格組”の横浜FCを迎える。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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