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新潟6年ぶりJ1ゴールを奪ったFW谷口海斗、無名の存在から確実に階段を上る苦労人

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[2.18 J1第1節 C大阪2-2新潟 ヨドコウ]

 アルビレックス新潟にとって6年ぶりとなるJ1の舞台。今季初ゴールは苦労人の右足から生まれた。前半22分、ドリブル突破したMF伊藤涼太郎からリターンパスを受けたFW谷口海斗が一閃。一番の持ち味だという思いきりの良さで、豪快に先制点を奪ってみせた。

 27歳にして初のJ1のピッチだった。四日市中央工高、岐阜経済大を経て、18年にプロ生活を始めたのはJ3のグルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)。ただ初年度から得点力を発揮すると、3年目に移籍したロアッソ熊本では18得点を決めて、J3得点王を獲得。そして21年よりJ2の新潟に移籍し、加入3年目でついにJ1出場を掴んだ。

 J1でもやれる。「手ごたえというか、やれるのかなというところ」。自信は確信に。点取り屋として逞しさを増す背番号7は、「もっともっと結果を出したいなという気持ちが強くなりました」と表情を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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