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Jユースリーグ3年目の概要発表…参加クラブ大幅減で横浜FM、広島など強豪が次々不参加へ

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 Jユースリーグの大会概要が11日、発表された。強豪クラブが次々に参加を取りやめており、参加チーム数は昨季の「58」(全クラブ参加)から「46」に大幅減少した。

 Jユースリーグは2021年、Jユースカップから大会方式を変更する形で発足。以下の出場制限の下、主にU-17世代の選手たちが出場機会を重ねる大会となっている。

・参加クラブに所属する2023年12月31日において満年齢17歳以下の選手
・17歳以下の選手に加え、2024年4月1日において満年齢18歳以下の選手をフィールドプレーヤー3名/ゴールキーパー1名まで試合エントリー可能
・参加クラブに所属しない選手(練習生)は、2024年4月1日において満年齢18歳以下の選手を2名まで試合エントリー可能

 今大会はJリーグに参入したFC大阪、奈良クラブを含む46クラブのアカデミーが参加。以下のようなグループ分けでA〜K組は2回戦総当たり、L組は1回戦総当たりで順位を決める。

グループA:八戸、岩手、仙台、秋田
グループB:山形、福島、いわき、新潟
グループC:水戸、栃木、群馬
グループD:札幌、浦和、柏、FC東京
グループE:鹿島、大宮、東京V、川崎F
グループF:横浜FC、湘南、甲府、沼津
グループG:町田、YS横浜、相模原、藤枝
グループH:長野、松本、富山、金沢
グループI:岐阜、FC大阪、奈良
グループJ:鳥取、岡山、山口
グループK:讃岐、徳島、愛媛
グループL:北九州、長崎、熊本、大分、宮崎、琉球

 横浜F・マリノス、名古屋グランパス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、サガン鳥栖、ジェフユナイテッド千葉、清水エスパルス、ジュビロ磐田、FC今治、鹿児島ユナイテッドFCの14クラブは不参加となった。

 Jリーグは今大会について「Jユースリーグは、選手個々の成長に主眼を置いており、飛び級によって限界へチャレンジし、本来の年代に戻って課題を消化する『ストレッチと統合』の機会を提供するとともに、アカデミー内のカテゴリー(U-18とU-15)、そしてアカデミーと地域との連携を深める機会を創出することを目的としています」と説明している。

 Jリーグによると「ストレッチと統合」とは「育成年代の選手が年代を超えた環境にチャレンジする飛び級と、飛び級で得た課題を本来の年代に戻ることにより消化する、計画的な一連の取り組み」。「『ストレッチと統合』により、同年代でのプレーでは見つかりにくい課題を明確化することで、より高い学習効果を期待できます」としている。

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