苦しむ鹿島が新潟下して連敗ストップ!! 鈴木優磨が意地の1G1A、垣田はトップ昇格8年目で待望初ゴール
[4.23 J1第9節 新潟 0-2 鹿島 デンカS]
J1リーグは23日、第9節を各地で行い、鹿島アントラーズが{[c|アルビレックス新潟}}を2-0で破った。前節の神戸戦後(●1-5)にサポーターに団結を訴えかけていたFW鈴木優磨が1ゴール1アシストの大活躍。後半には不運な接触で負傷交代を強いられたが、決意の主将が連敗を4でストップした。
ホームの新潟は劇的な逆転勝ちを収めた前節の福岡戦(○3-2)から先発5人を変更。DF田上大地が左サイドバックで今季初先発し、FW谷口海斗も開幕節以来の先発となった。対する鹿島も神戸戦から3人を入れ替え、FW垣田裕暉、MF名古新太郎、MF仲間隼斗が今季初先発。システムは引き続き4-4-2を採用した。
試合は前半3分に早くも動いた。鹿島は流れるようなパスワークで右サイドを攻め込み、DF広瀬陸斗がクロスボールを送り込むと、ファーサイドに流れた鈴木がヘディングで反応。やや難しい高さとなったが冷静に押し込み、先制に成功した。一方の新潟はGK小島亨介が目測を誤っており、悔やまれる失点となった。
その後は新潟がボールを握る中でも、鹿島が強固なブロック守備で冷静に対応し、テンポの良いパス回しで効果的なカウンター攻撃を連発。攻めあぐねる新潟は前半17分、波状攻撃からこぼれ球を拾った島田が縦につけると、谷口の落としに伊藤が振り抜き、ようやく最初のビッグチャンスを迎えたが、これはDF植田直通のブロックに阻まれた。
すると前半26分、鹿島は先制のシーン同様に見事なパスワークで右で攻めると、今度はMFディエゴ・ピトゥカのサイドチェンジがペナルティエリア左に届き、DF安西幸輝がヘディングでゴール前にパス。これを垣田が収めて後ろに戻し、鈴木がシュートを打つと見せかけ浮き球のパスを前に出すと、垣田がアクロバティックなボレーシュートでゴールにねじ込んだ。
鹿島ユース出身の垣田はこれが今季初ゴール。トップチーム昇格1年目には鹿島でJ1リーグ3試合、カップ戦2試合に出場したが、ゴールを決めることはできず、昨季までは6年間にわたって金沢、徳島、鳥栖で武者修行してきており、プロ8年目で待ちに待った鹿島での初ゴールとなった。
そのまま試合は後半に入ったが、新潟のポゼッションを鹿島がうまく凌ぐという展開は変わらない。鹿島は後半7分、鈴木が空中戦を競り合った際に相手DFを踏んでしまい、その勢いで左足を捻って転倒。FW知念慶との交代を強いられた。
しかし、その後も鹿島はゲームキャプテンを継いだ植田を中心に安定した守備を見せ、最後はDF昌子源を投入しての5バック策で逃げ切りに成功。6試合ぶりの白星を収めた。
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●2023シーズンJリーグ特集ページ
J1リーグは23日、第9節を各地で行い、鹿島アントラーズが{[c|アルビレックス新潟}}を2-0で破った。前節の神戸戦後(●1-5)にサポーターに団結を訴えかけていたFW鈴木優磨が1ゴール1アシストの大活躍。後半には不運な接触で負傷交代を強いられたが、決意の主将が連敗を4でストップした。
ホームの新潟は劇的な逆転勝ちを収めた前節の福岡戦(○3-2)から先発5人を変更。DF田上大地が左サイドバックで今季初先発し、FW谷口海斗も開幕節以来の先発となった。対する鹿島も神戸戦から3人を入れ替え、FW垣田裕暉、MF名古新太郎、MF仲間隼斗が今季初先発。システムは引き続き4-4-2を採用した。
試合は前半3分に早くも動いた。鹿島は流れるようなパスワークで右サイドを攻め込み、DF広瀬陸斗がクロスボールを送り込むと、ファーサイドに流れた鈴木がヘディングで反応。やや難しい高さとなったが冷静に押し込み、先制に成功した。一方の新潟はGK小島亨介が目測を誤っており、悔やまれる失点となった。
その後は新潟がボールを握る中でも、鹿島が強固なブロック守備で冷静に対応し、テンポの良いパス回しで効果的なカウンター攻撃を連発。攻めあぐねる新潟は前半17分、波状攻撃からこぼれ球を拾った島田が縦につけると、谷口の落としに伊藤が振り抜き、ようやく最初のビッグチャンスを迎えたが、これはDF植田直通のブロックに阻まれた。
すると前半26分、鹿島は先制のシーン同様に見事なパスワークで右で攻めると、今度はMFディエゴ・ピトゥカのサイドチェンジがペナルティエリア左に届き、DF安西幸輝がヘディングでゴール前にパス。これを垣田が収めて後ろに戻し、鈴木がシュートを打つと見せかけ浮き球のパスを前に出すと、垣田がアクロバティックなボレーシュートでゴールにねじ込んだ。
鹿島ユース出身の垣田はこれが今季初ゴール。トップチーム昇格1年目には鹿島でJ1リーグ3試合、カップ戦2試合に出場したが、ゴールを決めることはできず、昨季までは6年間にわたって金沢、徳島、鳥栖で武者修行してきており、プロ8年目で待ちに待った鹿島での初ゴールとなった。
そのまま試合は後半に入ったが、新潟のポゼッションを鹿島がうまく凌ぐという展開は変わらない。鹿島は後半7分、鈴木が空中戦を競り合った際に相手DFを踏んでしまい、その勢いで左足を捻って転倒。FW知念慶との交代を強いられた。
しかし、その後も鹿島はゲームキャプテンを継いだ植田を中心に安定した守備を見せ、最後はDF昌子源を投入しての5バック策で逃げ切りに成功。6試合ぶりの白星を収めた。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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