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藤本一輝の2戦連発弾で岡山を撃破! 2位・大分が3連勝で首位・町田を追走

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[6.17 J2第21節 大分 1-0 岡山 レゾド]

 J2リーグは17日、各地で第21節を開催した。2位大分トリニータはホームで10位ファジアーノ岡山と対戦。1-0で勝利した。

 ここ4戦無敗、2連勝で首位FC町田ゼルビアの背中を追う大分と上位への浮上を目指して2試合ぶりとなる白星を狙う岡山の一戦。試合は立ち上がりからホームの大分がボールを握り、岡山ゴールに迫った。

 大分は前半9分、ピッチやや左でボールを受けたFW野村直輝がタメを作り、右サイドに展開。駆け上がったDF上夷克典がペナルティエリア内右から左足で狙うも、ゴール左角に放ったシュートは枠を捉えることができなかった。
 
 さらに大分は前半11分、自陣からパスでボールを前進させると、 MF藤本一輝が左サイドを突破。アンダーラップで藤本を越したDF高畑奎汰がペナルティエリア内左で受けてマイナス気味に送ったが、MF弓場将輝のシュートはゴール手前で味方の野村に当たって得点とはならなかった。

 大分は前半27分に右サイドMF松尾勇佑のクロスをファーサイドから走り込んだ藤本が押し込んでゴールネットを揺らすも、ニアでオフサイドの位置にいたMF中川寛斗がボールに関与したとして得点は認められず。

 岡山は前半アディショナルタイム2分にゴール前の混戦から先制のチャンスを迎えたが、角度のないところから放ったFW坂本一彩のシュートはラインぎりぎりでDFペレイラがクリア。試合はスコアレスのまま前半を折り返した。

 迎えた後半は前半同様に大分がボールを握りつつも、攻勢に転じたのはアウェイチーム。それでも先制点が遠いまま時間だけが過ぎると、岡山は後半20分に選手交代を行い、MF田中雄大下げてMFステファン・ムークをピッチへ送り込んだ。

 岡山は後半26分にさらに2枚替えを行い、FWルカオ、DFヨルディ・バイスを投入。本拠地で勝ち点3が欲しい大分もMF保田堅心、FW渡邉新太、FW屋敷優成、FWサムエルを途中から起用し、攻撃の活性化を図った。

 すると、ホームチームが先にスコアを動かした。大分は後半35分、渡邉がピッチ中央を持ち上がると、ペナルティエリア内のサムエルにパス。その外側を駆け上がった藤本がタイミングよく受けると、ニアを狙ったシュートがGK金山隼樹の手をかすめてポストに当たり、そのままゴールへと吸い込まれていった。

 1点ビハインドの岡山は試合終盤にかけて攻撃の手を強めるも、ゴールが奪えないままタイムアップ。大分が藤本の2試合連続となると得点を守り抜き、3連勝を飾っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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