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横浜FMの強力攻撃陣封じた川崎F18歳DF高井幸大「0点で終えられたのは良かった」

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川崎フロンターレのDF高井幸大

[7.15 J1第21節 横浜FM 0-1 川崎F 日産ス]

 先発復帰からJ1リーグ3試合目、川崎フロンターレのDF高井幸大が安定したパフォーマンスを取り戻し、横浜F・マリノスの攻撃陣を無失点に抑え込んだ。試合後、クラブ期待の18歳は「危ないシーンもあったけど0点で終えられたのは良かった」と手応えを口にした。

 この日は0トップ気味に構えてくる横浜FMのFWアンデルソン・ロペス、MFマルコス・ジュニオールに対し、DF車屋紳太郎とのコンビでアグレッシブに寄せに行った高井。「チーム全体として前から行くことを意識していて、アンデルソン・ロペス選手が降りるので1対1になることも多かった」という中、前半に入れ替わられるシーンもあったものの、最後まで得点を許すことはなかった。

 ウイングのFWエウベル、FWヤン・マテウスを含めた相手攻撃陣については「前線の選手たちが強力で、強かったなという印象」と素直に質の高さを認めたが、「ディフェンスラインの4人でとにかく抑えようと。無失点で終わることを意識していた」という役割を完遂。先発復帰後の3試合では初のクリーンシートで「問題なく対応できた」という手応えを残した。

 もっとも、後半アディショナルタイムに至るまで得点を奪えなかった攻撃については反省もあった様子。「前半は足元ばかりを見てしまって上手にできなかったけど、後半は立て直せて遠くから見るところから始めることができて良かった」とビルドアップは試合中にも修正を試みていたようで、「(横浜FMは)Jリーグの中でもクオリティーの高いチームで、すごく強かった。もうちょっとフロンターレとして攻撃の質を上げられればいい」と伸び代を強調した。

(取材・文 竹内達也)
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