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千葉のプロ2年目MF篠原友哉が現役引退…持病で練習参加も困難に「本当に悩んだ末、この決断に至りました」

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MF篠原友哉が引退を決断

 ジェフユナイテッド千葉は6日、MF篠原友哉(24)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 篠原は桐蔭横浜大から千葉に加入し、昨季よりプロキャリアをスタート。J2で4試合に出場したが、「昔から心疾患を持っていて、その発作が練習中に続けて出てしまい、去年の6月に心臓の手術を行いました。手術後から息がすぐ上がるようになり、コンディションをあげることが出来ず」症状に悩まされてきたという。

 その後「今シーズンの途中からは、練習に入ることも出来なくなりました。試合や練習で頑張っている仲間の姿、一緒にリハビリをした仲間が元気にプレーしている姿を見て、自分も頑張ろうとモチベーションを高め、復帰する為にリハビリを行ってきましたが、症状の改善は見られませんでした。復帰の目処を立てる事が出来ず、セカンドオピニオンにも行きました。医師からの診断を聞いた上でサッカー選手を続けていく事は難しいと考え、本当に悩んだ末、この決断に至りました」と、プロ2年目の今季をもってスパイクを脱ぐことを決めた経緯を説明している。

 それでも「自分の最後のサッカー人生を超上手く、めちゃくちゃ熱く、すごい仲間達と一緒にサッカーをやる事が出来て本当に良かったなと思います。ジェフで過ごせた時間は幸せでした」と2年間を振り返り、「復帰をする為に考え、動いてくださったメディカルスタッフの方々、治療の為にサポートしてくださったクラブには本当に感謝しています。そしていつも自分の事を気にかけてくれたチームメイトには感謝しかありません。みんなのおかげで心が折れそうな時もリハビリを頑張ってやる事ができました。ありがとうございました」とコメント。「これから先、ジェフユナイテッド市原・千葉をずっと応援し続けます。今まで本当にありがとうございました」と感謝を伝えている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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