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「THE CHANCE」九州ラウンド、ジャパンファイナル進出3名のコメント

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 ナイキジャパンは7日、福岡県福岡市の福岡フットボールセンターで、世界で戦える若きフットボールプレーヤーを探す世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」のセミファイナル「九州ラウンド」を開催。MF松村哲太(鎮西高)とMF木村健太(鹿児島実高)、FW内村一哉(鹿児島実高)の3選手が7月21日と22日に都内近郊で開催されるジャパンファイナルへ進出した。

以下、ジャパンファイナル進出3選手のコメント
●MF松村哲太(鎮西高)
―11対11のパフォーマンスが光っていたが合格者として名前が読み上げられた瞬間は?
「まさかでした。ビックリして、自分の数字を確認してしまいました」

―きょうはどのような思いで「THE CHANCE」に臨んだのか?
「挑戦する、という気持ちです。自分のプレーがどのくらい通用するか」

―手ごたえはあった?
「自分なりには自分のパフォーマンスができたと思います。自分の得意な部分、ドリブルとシュートが出せていて、いつもより調子も良かった。(いけるかなという感じは)ありましたね。試合中もスピードならいけると思いました」

―きょうの周りのレベルは? どこが大変だった?
「高いですね。中盤の(ポジションテストの)3対3が体力的にやばかった」

―これでジャパンファイナルへ進出が決まった
「武者震いがヤバイっす。マジでビックリです」

―松村選手はチームではどのような存在?
「得点も決めるし、アシストもする感じです。チームでは11番つけていますけれど、エースとは言われています」

―ベスト16だったインターハイ予選でのプレーは
「全然調子悪かったです。新人戦のプレーは良かったけれど、インターハイはダメでした」

―ジャパンファイナルではどのようなプレーを
「スピードを生かしたドリブルをして、得点も決められるプレーをしたいです」

―憧れの選手は
「清武(弘嗣)選手です。ボールタッチとかドリブルもパスも全部できるところがヤバイです」

●MF木村健太(鹿児島実高)
―合格が決まって率直な感想は?
「うれしいです。みんな上手かったので受かるかどうか分からなかったです」

―きょうのセレクションでできたところとできなかったところは
「スピードのある突破ができて、できなかったのは守備です」

―左サイドとボランチでプレーしたが?
「どっちもチームでやっていたのでやりやすかったです」

―自分自身の一番の武器は
「縦突破からの正確なセンタリングです」

―きょうのセレクションで大変だったことは?
「みんな上手かったので、声を出して盛り上げようと思っていました。それはできました」

―「THE CHANCE」に挑戦しようと思った理由は?
「監督に誘われて。(世界への憧れは)あまり持っていなかったです。でも、やってやろうと思っていました」

―この間、世界で戦っている松井大輔選手が鹿実に来ていたと思うが?
「頑張れよ、と言われました。一緒に紅白戦して、上手かったです。勝てたところがなかった。全部上手かったです。ボールが取れなかった」

―チームではどのような役割を
「チームのために走る。アシスト役です」

―インターハイ予選でのプレーは
「負けたとき(対鹿児島城西、1-3)は自分のプレーを出せなかったです」

―選手権、そしてジャパンファイナル突破という目標もできた
「選手権はまず県大会で勝って絶対に日本一になって、ジャパンファイナルも上手い選手が集まるので上手い選手の長所を盗んで、自分のプレーに生かしていきたいです」

―ファイナルへ進むために大事なことは何だと思う?
「気持ちです」

●FW内村一哉(鹿児島実高)
―セミファイナルを突破した感想は?
「凄い嬉しいです。手ごたえはあまりなかったですけど、受かってうれしいです」

―自分自身のパフォーマンスをすることができた?
「自分の持ち味を出してプレーすることができました。足下のところだったり、心がけている周りを見てプレーすることができたんじゃないかなと思います」

―かなりタフなセレクションだけど、普段の鹿実の練習に比べると物足りないくらい?
「正直、ハイ。その点においては鹿実でやっていて良かったなと思います」

―セレクションに参加した周りの選手のレベルをどう感じた?
「レベルが凄く高くて、その中で自分の持ち味を出したいと思っていた。良かったと思います。自分のできる範囲の声とか、ボールを受けた時のプレーとか、少ないプレーの中でアピールしようと思っていました」

―監督からはどのようなアドバイスを
「頑張ってこい、と言われました」

―内村選手にとって「世界」とは
「何も分からない感じなんですけど、まだまだ世界にはもっと上手い選手がいると思う。自分がその中でどのくらい通用するのか試してみたいと思います」

―「THE CHANCE」に挑戦することを自分でどう捉えていた?
「自分の夢はプロになることだった。これは凄いチャンスだなと思っていた。絶対にジャパンファイナルに行こうと思っていた」

―今年の自分のパフォーマンスについては
「チームの中ではいい感じでできていると思う」

―チームの課題は
「体力的な部分は今しっかりと鍛えていていいと思うので、あとはゴール前の崩しとかそういうところを練習すること。この夏乗り越えて、次の選手権はしっかりと全国へいけるように頑張りたい」

―憧れの選手は
「岡崎(慎司)選手や前田遼一選手とかみたいになりたい。2人とも違ったいいところがあってそれが2つともできれば凄い選手なれると思う」

―最後に、ジャパンファイナルへ向けて意気込みを
「凄いプロへいくためのチャンスだと思うので自分のいいところを出して、3人に残れるように頑張る」

(取材・文 吉田太郎)

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