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出場校チーム紹介:関西大北陽高(大阪2)

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関西大北陽高は全国大会でも下剋上を狙う

令和4年度全国高校総体(インターハイ)
「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技


関西大北陽高(大阪2)

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▼全国大会日程
1回戦 vs.山形中央高(山形)
■出場回数
3大会ぶり23回目
■過去の最高成績
優勝(78年度)
※通算33勝
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ準優勝(73年度)、同3位4回(74、89、90、95年度)、全国高校選手権優勝(73年度)、同3位(77年度)、同出場10回、全日本ユース(U-18)選手権8強
■監督
矢田竜之
■予選成績
3回戦 7-0 山本高
4回戦 4-1 芥川高
5回戦 1-0 大阪学院大高
6回戦 1-0 摂津高
準々決勝 0-0(PK5-4)大阪産大附高
準決勝 1-0 興國高
決勝 1-2 履正社高
■地域大会成績
-
■最近の主な公式戦成績
[21年度インターハイ](府5回戦敗退)
5回戦 0-1 大阪学院大高
[21年度選手権](府5回戦敗退)
5回戦 0-1 興國高
[21年度新人戦]
-
[22年リーグ戦]※7月10日時点
大阪府2部リーグAグループ2位(6勝2敗)
■都道府県予選準決勝(代表決定戦)布陣
[4-4-2]
     亀井文貴  東村春

栗野優吾            田中悠矢
     立花蓮  福場壮洸

濱本照海 大平直哉 宝栄朔弥 磯部天青

       野津照太郎

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
伝統校が全国舞台でも下剋上続ける
 北陽高時代の73年度全国高校選手権で初出場初優勝。78年度のインターハイでも日本一に輝いている伝統校だ。関西地方を代表する強豪校として活躍を続けたが、00年代に入ると全国舞台から遠ざかってしまう。だが、08年に変更された新校名で復権を目指したチームは、18年度のインターハイに17年ぶりの出場。今回は「下剋上」を合言葉に3カテゴリー上のプリンスリーグ関西1部勢3チームを破って全国切符を勝ち取った。主将のCB大平直哉(3年)は「なかなか結果が出ない中で一からやり直すという意味で(テーマを)下剋上でやりました。下剋上という言葉をこのインターハイを通してやり通してできた」と頷く。伝統校のプライドに固執するのではなく、一戦一戦挑戦を続けてことで白星を積み重ねた。
 大黒柱の大平や長身CB宝栄朔弥(3年)を中心としたDF陣は、最後の一歩が良く出て相手のシュートやラストパスをことごとくブロック。安定感高いGK野津照太郎(3年)を含めた守備陣は非常に粘り強く、チームのストロングポイントになっている。抜群のキープ力と強さを持つFW東村春(2年)が中心となってハイプレス。MF福場壮洸(3年)らがボールを奪い、ショートカウンターやサイド攻撃に持ち込む。矢田竜之監督が「選手の層が厚くなっている」というようにMF栗野優吾(3年)やMF小西孝史(3年)ら交代カードも多彩。指揮官が「北陽高校の(伝統的な)強さと、関大さんの賢さがついたことによって主体的に自分たちでできるようになっています」という自主性も強みに、全国大会でも下剋上を果たす。
■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
抜群のリーダーシップと守備力持つリーダー
DF大平直哉(3年)
「代表決定戦となった府準決勝では好守を連発。最後の局面で再三身体を投げ出してクリアするなど、興國高の前に立ちはだかった。神戸U-15時代に先発として全国3位。発言力、リーダーシップも秀でたキャプテンだ」

好セーブに見せない守備。憧れはシュマイケル。
GK野津照太郎(年)
「憧れは『(好セーブしても)何事もなかったように見せることが僕の中でロマンなので』GKカスパー・シュマイケル。セービング力に加え、全国レベルのGKたちに追い付くために意識的に高めてきたクロス対応も光る」

キックは絶対的な武器。代表決定戦で65m弾
MF福場壮洸(3年)
「府準決勝で約65mのスーパーゴール。伝統校を全国へ導いた。『キックを使い分ける技術というのを朝練で凄く練習していた』という多彩なキックとボール奪取力、183cmの高さも魅力の大型ボランチだ」
■過去の全国大会成績
【18年度(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 大分高(大分)
2回戦 0-1 立正大淞南高(島根)
【01年度(2回戦敗退)】
1回戦 3-1 秋田商高(秋田)
2回戦 1-2 帝京高(東京1)
【99年度(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK2-4)大津高(熊本)
【98年度(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 新潟工高(新潟)
【97年度(2回戦敗退)】
2回戦 0-0(PK3-4)仙台育英高(宮城)
【96年度(2回戦敗退)】
2回戦 3-4 富山一高(富山)
【95年度(4強)】
1回戦 3-0 真岡高(栃木)
2回戦 1-1(PK5-3)室蘭大谷高(北海道1)
3回戦 1-0 丸岡高(福井)
準々決勝 2-0 茅ヶ崎北陵高(神奈川2)
準決勝 0-1 西武台高(埼玉1)
【92年度(2回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-3)九州学院高(熊本)
2回戦 1-4 武南高(埼玉1)
【90年度(4強)】
2回戦 1-0(延長)市立船橋高(千葉2)
3回戦 1-1(PK4-2)前橋育英高(群馬)
準々決勝 1-0 日大藤沢高(神奈川1)
準決勝 0-2 清水市立商高(静岡)
【89年度(4強)】
2回戦 1-0 佐野日大高(栃木)
3回戦 1-0 桐蔭学園高(神奈川1)
準々決勝 3-1 日大山形高(山形)
準決勝 0-1 大宮東高(埼玉)
【88年度(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 暁星高(東京2)
3回戦 1-2 市立船橋高(千葉2)
【87年度(2回戦敗退)】
1回戦 5-1 松本深志高(長野)
2回戦 1-2 帝京高(東京1)
【86年度(8強)】
2回戦 3-0 倉敷工高(岡山)
3回戦 2-1 武南高(埼玉2)
準々決勝 1-4 中京高(愛知)
【81年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 新田高(愛媛)
2回戦 1-1(PK4-3)水戸商高(茨城)
3回戦 1-6 広島県工高(広島)
【79年度(3回戦敗退)】
2回戦 1-0 秋田商高(秋田)
3回戦 1-2 浦和南高(埼玉)
【78年度(優勝)】
2回戦 0-0(PK4-2)帝京高(東京2)
3回戦 1-0 韮崎高(山梨)
準々決勝 2-0 四日市中央工高(三重)
準決勝 1-0 水戸商高(茨城)
決勝 3-1 八千代高(千葉)
【77年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)修徳高(東京2)
【75年度(3回戦敗退)】
2回戦 5-1 多々良学園高(山口)
3回戦 1-3 島原商高(長崎)
【74年度(4強)】
2回戦 4-1 延岡高(宮崎)
3回戦 2-2(PK)中大附高(東京1)
準々決勝 2-2(PK)浦和南高(埼玉)
準決勝 1-2 浜名高(静岡)
【73年度(準優勝)】
2回戦 1-0 島原商高(長崎)
3回戦 2-1 徳島商高(徳島)
準々決勝 4-2 古河一高(茨城)
準決勝 1-0 遠野高(岩手)
決勝 1-2(再延長)児玉高(埼玉)
【72年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 富山工高(富山)
【67年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 五戸高(青森)
■登録メンバーリスト
1 GK 野津照太郎(3年=千里丘FC)
2 DF 磯部天青(3年=柏田SC)
3 DF 宝栄朔弥(3年=ヴィッセル神戸伊丹U-15)
4 DF 大平直哉(3年=ヴィッセル神戸U-15)
5 DF 濱本照海(2年=千里丘FC)
6 MF 福場壮洸(3年=千里丘FC)
7 MF 立花蓮(2年=千里丘FC)
8 MF 田中悠矢(2年=京都サンガF.C.U-15)
9 FW 亀井文貴(3年=枚方山田FC)
10 FW 東村春(2年=岩田FC)
11 MF 栗野優吾(3年=ガンバ大阪門真Jrユース)
12 MF 村田将太(3年=千里丘FC)
13 MF 小西孝史(3年=千里丘FC)
14 MF 田中慎一(3年=JSC SAKAI)
15 MF 多田悠稀(2年=千里丘FC)
16 MF 岡崎瑛煌(1年=ガンバ大阪門真Jrユース)
17 GK 笹木桜汰(2年=神戸FC Jrユース)
18 FW 日谷陵真(2年=枚方市立第四中)
19 FW 森山響己(2年=ラドソン滋賀U-15)
20 DF 矢田徹志(2年=千里丘FC)
※JFA参照

●【特設】高校総体2022

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