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昌平vs帝京の準決勝は“雪の裏選手権決勝”の決着戦に。4得点で首位タイのMF篠田翼は得点王誓う

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1月の裏選手権決勝は0-0。昌平高MF篠田翼は再戦でのゴールを誓う。

[7.28 インターハイ準々決勝 大津高 0-1 昌平高 JAアグリあなん陸]

 昌平高が1-0で準々決勝を突破。帝京高(東京1)との準決勝へ駒を進めた。昌平にとって帝京は、今年1月のNEW BALANCE CUP(通称:裏選手権)決勝で対戦した相手。試合開始前からの雪によって40分ハーフの試合は30分1本に短縮され、その中で激しく攻め合ったが、0-0で引き分けている。

 再びトーナメント戦で相まみえる今回はその“決着戦”。今季はプリンスリーグ関東1部第2節で対戦しており、3-0で勝利している昌平は連勝を狙う。GK 上林真斗(3年)は「帝京はパスワーク中心で、前にパワフルな選手が多い。後ろはゼロで締めて、あとは前がやってくれると思う」と勝利を誓った。

 MF篠田翼(3年)は現在4ゴール。帝京高FW齊藤慈斗(3年)、湘南工科大附高FW大木啓汰(3年)とともに得点ランキング首位に立っている。篠田はこの日、左サイドからのドリブルで幾度かチャンスメークし、前半32分には縦突破からシュートへ持ち込むシーンもあったが、無得点。得点王争いのライバルと戦う準決勝、そして決勝で得点を重ねて個人タイトルを獲得する意気込みだ。

「(得点王の)意識はしていて、毎試合1点以上は目指していました。この試合獲れなかった分、次獲って得点王になれるようにやっていきたい」。まずは準決勝。ゴールを決めて“裏選手権”の決着をつけ、チームにとって初の全国大会決勝へ進出する。

(取材・文 吉田太郎)
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