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アンチェロッティ監督「こんな試合はなかなかない」「最後の30分間は1チームだけだった」

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FWカリム・ベンゼマを称えるカルロ・アンチェロッティ監督

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でレアル・マドリーが逆転ベスト8入りを果たし、カルロ・アンチェロッティ監督は喜びを語った。

 9日、欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、レアルがパリSGに3-1で勝利。前半終了までは合計スコア0-2のビハインドだったが、FWカリム・ベンゼマがハットトリックを達成。劇的な逆転劇で2試合合計3-2で上回り、準々決勝進出を決めた。

 2試合合計0-2で迎えた後半16分、相手のバックパスにベンゼマがプレッシャーをかけた流れから、ベンゼマがゴールを陥れ、逆転ハットの口火を切った。「カリム(・ベンゼマ)のハイプレッシャーが得点のきっかけとなり、そこからこのスタジアムとファンの魔法が発揮された。彼らは私たちにエネルギーを与え、相手の勢いを殺してくれた。最後の30分間は1チームしかピッチにいなかった」と、アンチェロッティ監督は手応えをにじませた。

「単なる戦術的な変更だけでなく、中盤によりエネルギーがあったということだと思う。なぜならカマバンガがエネルギーに満ち溢れていたからだ。彼らにはもうそういうエネルギーがなかった」

「私が言ったように、これは素晴らしい歴史を持つクラブとスタジアムによる魔法だ。素晴らしい夜だ。私は監督としてこの大会で多くの試合をしてきたが、今夜のような試合はなかなかない。忘れられない夜になったということは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で結果を残せたということに他ならない」

「私たちは皆、とても幸せだ。この瞬間に言うべき言葉は他にない。試合後はあまり話したくないが、今夜はとても良いプレーができたと思うし、R・マドリーのファンもとても喜んでくれている」

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