UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦が12日に開催され、レアル・マドリーはホームでチェルシーに2-0で勝利した。この試合のMVPは、2ゴールに絡んだFWビニシウス・ジュニオール。同選手のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

　レアルは前半21分、DFダニエル・カルバハルからの浮き球パスにゴール前のビニシウスが左足で合わせると、GKに弾かれたボールをFWカリム・ベンゼマが押し込み、先制に成功した。

　数的優位に立ったあとの後半29分には、左サイドのショートコーナーからペナルティエリア左のビニシウスが中央へパス。FWマルコ・アセンシオが左足のダイレクトシュートを決め、そのままレアルが2-0で第1戦を制した。

　決定的な仕事を果たしたビニシウスは「今季のベストゲームのひとつ」と、チーム全体のパフォーマンスに満足感を示している。

「僕たちはとてもいいプレーをし、プレスをかけ、昨季のような試合をやった。今季のベストゲームのひとつだったし、ホームで勝てたのはとても素晴らしいことだ」

「僕たちには多くのスペースがあったので、もっとゴールを決めたかったが、相手は素晴らしいチームだった。でもアウェーゲームの難しさを知っているので、もっと多くのゴールを決めたかった」

　敵地での第2ラウンドは18日に行われる。ビニシウスは「今はもう第2戦のことを考え、冷静になる必要がある」と切り替えた。

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