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シーソーゲームを制したのはアウェー・バルサ…パリSGに3-2先勝でホームでの第2戦へ

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バルセロナが敵地で逆転勝利

[4.10 欧州CL準々決勝第1戦 パリSG 2-3 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、準々決勝第1戦を行い、パリSG(フランス)のホームに乗り込んだバルセロナ(スペイン)が3-2の逆転勝利を収めた。バルセロナホームの第2戦は16日に開催される。

 立ち上がりからホームのパリSGがボールを保持する展開となり、右のFWウスマン・デンベレ、左のFWキリアン・ムバッペを中心にゴールに迫ろうとする。しかし、フィニッシュの場面ではバルセロナの選手がしっかりと対応し、なかなか決定機を生み出せない。

 20分にはバルセロナがCKから好機。MFイルカイ・ギュンドアンが蹴り出したボールにFWロベルト・レバンドフスキがヘッドで合わせるも、シュートはカバーに入ったDFヌーノ・メンデスにかき出されてしまう。さらに23分にはFWラフィーニャがPA外から放った左足シュートが枠を捉えるも、GKジャンルイジ・ドンナルンマに弾き出されてしまった。

 34分にはバルセロナにアクシデント。パリSGのカウンターをファウルで止めたMFセルジ・ロベルトにイエローカードが提示され、累積警告で第2戦は出場停止に。しかし、37分、右サイドからFWラミネ・ヤマルが送ったラストパスのこぼれ球をフリーのラフィーニャが右足で蹴り込み、バルセロナが先制に成功した。

 1-0のまま後半を迎えると、開始早々の3分にパリSGが試合を振り出しに戻す。PA内左深い位置からムバッペが折り返したボールのこぼれ球をデンベレが拾うと、切り返しから左足のシュートを豪快に叩き込む。さらに6分にはMFファビアン・ルイスのスルーパスからPA内に走り込んだMFビティーニャが右足で流し込み、パリSGが一気に試合をひっくり返した。

 逆転を許したバルセロナベンチは16分に動き、FWジョアン・フェリックスとMFペドリを投入。すると、17分、ペドリの浮き球のパスからPA内に走り込んだラフィーニャが左足ボレーで合わせてゴールを陥れ、バルセロナが同点に追い付いた。

 30分にはビティーニャのスルーパスからPA内に侵入したデンベレが決定機を迎えるも、右足から放ったシュートは右ポストを叩いてネットを揺らすには至らず。すると、32分、ギュンドアンが蹴り出したCKを、2分前に投入されたばかりのDFアンドレアス・クリステンセンがヘディングで叩き込み、バルセロナが3-2と逆転に成功した。

 その後は同点に追い付こうとするパリSGが圧力をかけ、バルセロナはイエローカードを提示されたクリステン戦が第2戦出場停止となったものの、3-2のまま逃げ切って敵地で先勝した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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