15季ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ベスト4進出を狙うアーセナルのミケル・アルテタ監督が意気込みを示している。『ESPN』が伝えた。

　4強入りを賭けてバイエルンと激突しているアーセナル。9日にホームで開催された第1戦では1-2と終盤まで1点のビハインドを背負いながらも、後半31分にFWレアンドロ・トロサールが同点ゴールを奪って2-2のドローに持ち込み、17日の第2戦を迎える。

　敵地での一戦となるが、アルテタ監督は「スタジアムがどうであれ、自分たちらしくプレーしてほしい」と選手たちに期待を寄せた。

「あることをしたくても、相手がそれを許してくれないこともある。我々は試合をどう戦うか、試合で何をしたいか、勝つために何がベストなチャンスになるかを明確にしている」

「準決勝に進出する権利を得るためには、集団としても個人としても、とても力強いパフォーマンスをする必要があるね」

　この一戦で勝利を収めれば、08-09シーズン以来、15季ぶりのCLベスト4進出を果たすことになる。バイエルン戦での勝利が、アーセナルを次のレベルに引き上げる可能性があるかと問われた指揮官は、「もちろんだよ。もし、準決勝に進出できれば、この15年間で達成したことのない何かを手に入れ、本当に感極まった状態になるだろう」と語っている。

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