UEFAヨーロッパリーグ(EL)は11日に準決勝第1戦を行った。

　ローマ(イタリア)とレバークーゼン(ドイツ)の対戦は、ローマが1-0で勝利。18日の第2戦に向け、はずみをつけた。

　昨シーズンのUEFAカンファレンスリーグ王者ローマがELの頂点にも近づいている。ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が対するは、かつてレアル・マドリーで指揮をした教え子のシャビ・アロンソ監督。ローマは序盤からレバークーゼンの攻撃を受けたが、時間が経つにつれてローマも反撃を開始する。だが、前半はスコアレスのまま折り返した。

　後半18分、ローマが待望の先制ゴールを決める。MFエドアルド・ボーベがPA内に入り、FWタミー・エイブラハムにパスを通す。エイブラハムは反転しながら右足シュートを放ち、相手GKのセーブしたこぼれ球を最後はボーベが左足シュートで仕留め切る。ゴール左に流し込み、均衡を打ち破るゴールとなった。

　レバークーゼンの猛攻をしのぎ切ったローマがそのまま点差を守り、1-0で試合終了。試合を優位に運び、18日の第2戦に臨む。

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