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EL決勝前にローマ退団を匂わす? モウリーニョ監督「キャプテンにも同じ質問をされた」

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ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督

 ローマは31日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でセビージャと対戦する。ジョゼ・モウリーニョ監督はもし優勝した場合、ローマを去るかもしれないとほのめかした。イギリス『ミラー』が伝えている。

 インテル時代の2009-10シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇し、翌シーズンにレアル・マドリーへと渡ったモウリーニョ監督。EL決勝の前日会見では、同じ歴史が繰り返されるのかという質問も飛んだ。

 モウリーニョ監督は主将MFロレンツォ・ペッレグリーニと腹を割って話したことを認め、自分の意思を同選手に伝えたと明かしたが、去就に関する明言は避けた。

「ここに来る前にキャプテンと話し、同じ質問(退団するかどうか)をされた。それは私と彼らの間のことだから、私からは言わないよ」

「だが、現在とインテルにいた時では大きな違いがある。あのときはレアル・マドリーと契約自体はしていなかったものの、全てが完了していた。今の私は、他のクラブと何の契約も結んでいない」

「そして今は、とにかく自分たちのこと、そしてこの決勝戦のこと、それだけに集中している。セビージャは、この大会において信じられないほどの歴史を持っている」

「彼らにとって、決勝に進出することはほとんど日常茶飯事だ。しかし我々にとっては、特別な出来事であり、忘れられない経験だ。しかし、歴史はピッチの上では通用しないと、このような試合では重要ではないと、私は主張したい」

 EL優勝への意欲を強調したモウリーニョ監督はレアルに関して聞かれると、「私はマドリーが大好きだ! 特別な経験で、私は会長をとても愛している……。だから私とクラブの関係は想像がつくだろう」と語った。

 過去2年間で2度の欧州カップ戦ファイナル進出を果たした指揮官は、ローマでの生活にピリオドを打つことになるのだろうか。ペッレグリーニは「監督が言ったように、僕たちはお互いに正直に話した。こうしたことは自分たちの間にとどめておくのが正しい。適切な時期が来たら、彼から自分の将来について語ると思うよ」と話した。

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