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降格圏に沈む現状にもフンメルス 「ファンの反応に怒ったりしたら恥」

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 ブンデスリーガの名門は、まさかの事態に陥っている。だが、ドルトムントDFマッツ・フンメルスは高い誇りを懸命に保ち続けようとしている。

 この5年間でブンデスリーガを2度制し、チャンピオンズリーグ決勝にも進出した。そんなドルトムントが、今季はまさかの低迷にあえぐ。ブンデスリーガ最下位に沈んでいるのだ。

 前節アウクスブルク戦では、10人になった相手に0-1で敗れた。試合後には、ホームのファンに選手たちが謝罪する一幕もあった。

 フンメルスは、現状をしっかりと受け止める。「僕らを取り巻く状況は改善されていない。レヴァークーゼンと引き分けた後、僕らはさらなるものを求めていた。アウクスブルク戦では一歩前進できるはずだったけれど、そうはできなかった」と、ドイツサッカー連盟の公式サイトで話した。

 自分たちを取り巻く環境、ファンの思いも理解している。

「ファンの苛立ちは理解できる。僕らも皆、同じように感じている。その思いがパッとしないパフォーマンスにつながっているわけではないけれど、良いプレーができなかったのも事実だ。いつも相手より得点で下回り、19試合を終えて最下位に沈んでいる」

「もしファンの反応に選手の誰かが怒るようなら、恥ずかしいことだ」

 そして、自分たちがしなければならないことも分かっている。


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