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リーベル戦中止でボカに処分 今大会の追放や無観客試合など

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 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、14日に行われたコパ・リベルタドーレス決勝トーナメント1回戦セカンドレグのボカ・ジュニアーズ対リーベル・プレート戦がハーフタイムで中止となった事件に対し、ボカへの処分を決定した。

 アルゼンチンのライバル同士が南米の舞台で激突した試合では、0-0で迎えた後半の開始前にトラブルが発生。ボカサポーターがピッチ内へと続くトンネルに穴を開け、リーベルの選手たちに向けて催涙スプレーを噴射したと見られる。数人の選手が目を押さえて苦しそうな様子を見せる中、1時間あまりの混乱を経て試合は中止が決定された。

 CONMEBOLはボカに対する処分として、今大会からの追放を決定。リーベルが準々決勝へ進出する。また、今後の大会でホームゲーム4試合を無観客試合として開催すること、アウェーゲーム4試合でボカサポーターの入場が禁じられること、および20万ドルの罰金処分も言い渡された。

 コパ・リベルタドーレスはベスト8が出揃い、準々決勝はリーベル対クルゼイロ(ブラジル)、エメレク(エクアドル)対ティグレス(メキシコ)、サンタフェ(コロンビア)対インテルナシオナウ(ブラジル)、グアラニ(パラグアイ)対ラシン(アルゼンチン)の各カードとなっている。優勝チームは南米王者として、日本で開催される2015年FIFAクラブ・ワールドカップに出場する。
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