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今もマドリーファンの意見を二分するモウリーニョ 復帰への賛成と反対はほぼ五分五分

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 好き嫌いがはっきり分かれるタイプであることは、退任から2年半を経ても変わらない。レアル・マドリーのファンの間では、ジョゼ・モウリーニョ氏の監督復帰を望む声と望まない声がほぼ半々のようだ。

 2013年にマドリーを去って古巣チェルシーに復帰し、昨季はプレミアリーグ優勝を果たしたモウリーニョ氏。だが今季開幕直後から続いたチームの不振を受け、クラブは17日にモウリーニョ氏との契約を解除することを決定した。

 今回は不本意な形で仕事を終えることになったとはいえ、過去に数々の成功を収めてきたモウリーニョ氏への評価が大きく揺らぐことはないだろう。次はどの国のどのクラブで指揮を執ることになるのか注目されるところだ。

 ラファエル・ベニテス監督の立場が不安定となっている古巣マドリーに復帰することも1つの可能性だろうか? 2010年から3年間マドリーを率いたモウリーニョ氏の復帰を望むかどうかについて、スペイン『アス』電子版はファンへのアンケート調査を行った。

 1万9103票の投票による結果は、復帰を希望するという意見が49.5%。わずか200票あまりの差で、復帰を望まない声が多かったとのことだ。賛否両論を引き起こす監督であることは相変わらずというところか。

 マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、「将来のことは予測できない」としながらも、「今は彼がマドリッドに来ることはない」とモウリーニョ氏の復帰の可能性を否定。ベニテス監督への信頼を持ち続ける姿勢を強調している。

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