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動物虐待でスポンサー契約も停止…波紋を呼ぶズマにモイーズ「次節も起用する。容認できないが、手を差し伸べる」

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動物虐待で批判を受けるクルト・ズマ

 ウエスト・ハムデイビッド・モイーズ監督は、クルト・ズマが起用可能であることを明言した。

 7日に飼い猫を虐待する映像が出回ったズマ。批判が殺到する中、翌日のワトフォード戦(1-0)にモイーズ監督は同選手を起用していた。

 ズマ自身は謝罪し、ウエスト・ハムも選手の行為を非難して罰金を科した。しかし、この処分には疑問の声が上がっており、先日にはクラブのスポンサーが契約を停止し、同選手とスポンサーシップを結ぶアディダスも契約解消するなどの事態にまで発展している。

 動画を投稿したズマの弟であるヨアン・ズマは所属クラブから活動停止処分を命じられたが、モイーズ監督は13日のレスター・シティ戦を前にフランス代表DFが起用可能であることを明かした。

「彼を起用すべきかどうかについてさまざまな見解がある。しかし、我々は彼を起用すべきだと決めた。私はそう準備している。クラブがこれ以上素早く処分に動けたとは思えない。ウェスト・ハムは本当に良い仕事をした。彼の行為はひどいものだったから、容認することはできない。あれらは非常に不愉快だったが、我々は彼を起用する選択をして、そのように準備している」

「彼に手を差し伸べるつもりだ。クラブはできる限りのことをしようとしている。飲酒運転をした人間のように、彼らのほとんどは講習に通わなくてはならない。RSPCA(英国動物虐待防止協会)はクルトが動物やその扱い方を理解するためにいくつかのコースを提供すると思う」

「彼は非常に後悔している。みんなと同じように人生において時には許しが必要だ。彼はあの悪い行いが許されることを望んでいる」

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