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レアル・マドリーがハーランド獲得に慎重姿勢…超高額サラリーと負傷歴が懸念材料に

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FWアーリング・ハーランド

 レアル・マドリーがFWアーリング・ハーランド獲得に慎重な姿勢を見せるようだ。『GOAL』の取材で明らかになった。

 ドルトムントでゴールの量産を続けるハーランド。これを受け、マンチェスター・シティやバルセロナといったビッグクラブが同選手の獲得を目指しており、今夏に争奪戦に発展することが予想されている。

 中でも、キリアン・ムバッペとともに今夏のメインターゲットの1人としてハーランドの獲得に強い関心を寄せるとされるのがレアル・マドリー。しかし、同クラブとって21歳のストライカーの引き抜きにはいくつかの懸念材料があるようだ。

 一番はやはりハーランドが要求するとされる高額なサラリー。同選手は年俸2500万ユーロ(約34億円)前後の手取り額を要求しており、税引き前の額では5000万ユーロ(約67億円)に相当することから、この要求額を受け入れれば、すでにトップパフォーマンスを披露する既存の選手たちとのサラリーバランスが崩れ、さらに他選手の怒りを買うとも考えられている。

 また、レアル・マドリーはハーランドの負傷歴にも不安がある模様。高額な移籍金に加え、好条件の契約を結ぶも、負傷やコンディション不良で期待されていたほどのパフォーマンスを示せていないギャレス・ベイルやエデン・アザールと同様の結果になることをクラブは望んでいない。

 これらの要因により、レアル・マドリーがハーランドへの興味を失う可能性もあるが、完全に撤退するかは現時点で不透明。首脳陣は依然として同選手に強い関心を示しているが、サラリーなどの条件面で一致しない限り、スペイン行きの合意には至らないとされている。

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