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ゲッツェと鎌田大地の共存は可能? ドイツメディアが指摘「中盤低い位置で何度もテストした」

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チームメイトとなったMFマリオ・ゲッツェとMF鎌田大地

 フランクフルトに加入したMFマリオ・ゲッツェは、早くも新チームにポジティブな影響をもたらしているようだ。

 ドルトムントやバイエルンで数々のタイトルを獲得し、2014年ワールドカップでは優勝に導くゴールを決めるなど、輝かしい功績を残すゲッツェ。一時期は度重なる離脱などに苦しんだが、2020年からプレーしたPSVで復活。今夏にはフランクフルトへと完全移籍を果たしている。

 そんな30歳MFは、フランクフルトにポジティブな影響をもたらしているようだ。ドイツ『ビルト』は、ゲッツェについて以下のように綴った。

「フランクフルトは驚くほど好調で、トリノには3-1であっさりと勝利。8人の新戦力はどんどん調子を上げており、それはマリオ・ゲッツェも同様だ。彼の最大の強みは、ファイナルサードへの鋭いパス。また、『ゲッツェ』の名前は相手の注目も集める。彼の名前がスタメンにあれば、相手にも何かが起こる。これはフランクフルト他の選手に大きなメリットだ。ゲッツェに相手の目が向くことで、より多くのスペースが与えられる」

 また、ゲッツェは若手選手から多くのリスペクトを集めており、大きな刺激を与える存在だとも指摘した。

 その上で、『ビルト』はゲッツェの起用法についても分析。「彼にとっても競争は厳しい」としつつも、同じトップ下を基本ポジションとする日本代表MF鎌田大地との共存の可能性についても綴っている。

「競争は激しい。特に、ヨーロッパリーグの英雄である鎌田大地は、このキャンプで大きなインパクトを残していた」

「その上で、グラスナーはゲッツェを中盤の低い位置で何度もテストしている。これは指揮官があらゆるシナリオを想定して準備している証拠。特に格下との対戦では、オプションとなる可能性がある」

 新シーズンはUEFAチャンピオンズリーグにも挑戦するフランクフルト。世界王者経験者の加入で、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。

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