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アンチェロッティ、出場機会を減らすと告げたモドリッチ&クロースについて…「説得に苦労しなかった。私のキャリアの中で彼らの管理が最も簡単」

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カルロ・アンチェロッティ監督

 3日のラ・リーガ第4節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦に2-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、ともに開幕3連勝を果たしていた好敵手を下したことへの満足感を表している。

 開始から9分にFWビニシウス・ジュニオールのゴールで先制したマドリー。17分にはMFセルヒオ・カナレスの同点弾を許したものの、65分に出場したばかりのMFフェデ・バルベルデの折り返しからFWロドリゴ・ゴエスがネットを揺らし、開幕4連勝を果たしている。

 アンチェロッティ監督は試合後、次のような感想を述べた。

「私たちは良い形でシーズンを始めた。しかし難しい試合だったね。ボール取り戻すのに苦労を強いられたが、それは彼らがうまくコントロールしていたからだ。私たちのボールを保持したプレーは良かったものの、ラストパスやフィニッシュが欠けていた。簡単な一戦ではなかったさ。ベティスはフットボールを見事にプレーするからね」

 アンチェロッティ監督はMFオーレリアン・チュアメニ、MFエドゥアルド・カマビンガ、MFルカ・モドリッチで中盤を構成し、MFトニ・クロースをベンチに置いて試合をスタートさせた。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したMFカゼミーロ含め、黄金の中盤トリオに今季出場時間を減らすことを明言したというが、不満は出なかったのだろうか。

「クロースとモドリッチを説得するのに苦労はしなかった。彼らは賢く、謙虚だからね。たとえプレーしなくても、自分たちが大切な存在だと分かっているんだよ。私のキャリアの中でも、彼らの管理は最も簡単なことなんだ」

 その一方で、最後まで起用することなくベンチに座らせたMFエデン・アザールとMFマルコ・アセンシオについて問われると、こう返した。

「返答が難しいね。彼らを戦力に数えられるのは分かっているし、それだけで十分だ。どれくらいの出場時間を与えられるかは分からないし、今日の交代ではエネルギーの注入、またリュディガーで空中戦の強さを手にしたかった。クロースとセバージョスの投入はさらなるクオリティーがほしかったからで、2-1でアザールとアセンシオは必要なかった」

 また決勝点を決めたFWロドリゴについては、今季から本番であるとの見解を示した。

「私にとって、彼は特別なアタッカーだ。どのポジションでもプレーでき、スピードがあり、ボールを持っていないときに賢く、1対1で効果が高い。彼の学びの期間は終わり、今はあらゆる面でレアル・マドリーの選手だ」

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