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アンチェロッティ「バルベルデの理想のポジションはどこか?ピッチの上さ。嫌いなのはベンチだ」

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カルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは9日にラ・リーガ第8節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨み、1-0の勝利を飾った。カルロ・アンチェロッティ監督は、最小得点差ながら無失点での勝利に満足感を表している。

 マドリーは前半3分、MFルカ・モドリッチのCKからDFエデル・ミリトンがヘディングシュートを決めて先制。その後、ボールを保持しながらも追加点を奪えない状況が続いたが、ヘタフェの同点弾も許すことなく、1点リードを守り切る形で勝利した。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューにアンチェロッティ監督は、次のような感想を述べている。

「1点しかリードを得ていないならば試合が早く終わるよう求めるのは当然だ。チームは良いプレーを見せたと思うし、素晴らしいことをいくつも実現していたよ。もっとゴールを決められたはずで、守備については無失点を維持することができた。昨季はここで敗戦を喫したが、今季はよりソリッドにプレーできた。とりわけ空中戦でね」

「ときにはボールを持って快適に過ごせる試合がある。焦らず、無理に攻撃を仕掛けることなくね。私たちはチャンスを創出するというより、試合のコントロールを試みていた。ただ直近の2試合については、多くのチャンスをつくり出しているにもかかわらず、それを物にできていないのもまた確かだ」

 マドリーは今季ラ・リーガで、初めて失点を防いでいる。

「私たちはとても良い守備を見せたし、ミリトンとリュディガーは特に空中戦でしっかりやってくれた。彼らの前に位置したチュアメニも良かったね」

 アンチェロッティ監督は前試合シャフタール・ドネツク戦でインサイドハーフとして起用したMFフェデリコ・バルベルデを、今回は右ウィングのポジションに配置。ウルグアイ代表MFにとって、どちらが理想的なポジションかを問われると、こう返した。

「彼が優先するポジションは、ピッチの上にほかならない。嫌いなのはベンチだね」

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