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「自分が一番手」“大役”担う鎌田大地がフランクフルト加入後初のリーグ戦2発! 好調も実感「常にゴールに近い位置で」

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フランクフルトMF鎌田大地

「基本的に自分が一番手」。日本代表MF鎌田大地フランクフルト内で“大役”を任されている。

 フランクフルトは15日にブンデスリーガ第10節でレバークーゼンと対戦。12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第4節・トッテナム戦(●2-3)から中2日、公式戦の連敗を止めるべく、ホーム戦を迎えた。

 鎌田は、この試合にボランチで先発出場。前半アディショナルタイム5分に先制ゴールとなるペナルティーキックを沈めると、2点リードで迎えた後半27分に再びPKでゴールネットを揺らした。一試合でPKから2得点。昨季のエース、MFフィリップ・コスティッチ(現ユベントス)が担ったプレースキッカーを今季は鎌田が引き受けているという。

「フィリップがいなくなったし、ラファ(FWラファエル・サントス・ボレ)が出てるときはラファが(PKを)蹴りたいと言うけど、今年は僕とコロ(FWランダル・コロ・ムアニ)で話し合って、基本的に自分が一番手っていう感じ」

 鎌田が話したように、この試合の1本目のPKをコロ・ムアニが担当すると、「今日はコロがチャンスで決められてなかったから、『1点取って自信つけたい』と言われて最初に譲った」と2人の間にやり取りがあったという。しかし、コロ・ムアニのシュートはレバークーゼンのGKルーカス・フラデツキーがストップ。ただ、シュートの瞬間にフラデツキーの足がゴールラインを踏んでいなかったことから、PKがやり直しとなり、「(コロ・ムアニが)外したので自分が蹴った」と鎌田が冷静に沈めた。

 2本目のPKは必然的に鎌田が担当し、相手GKの逆を突く豪快なシュート。フランクフルト加入後初となるリーグ戦複数得点を達成した。欧州CLのトッテナム戦に続く連発。鎌田は、「ゴールを取れていることは良いことだし、取れていない試合でも、微妙なオフサイドで決められなかったりしているだけ。常にゴールに近い位置でプレー出来ているというのは良い事だと思う」と自身の好調を実感している。

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