レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマがフランス代表からの引退を表明した。スペイン『マルカ』など複数メディアが報じている。

　今年のバロンドールを受賞したベンゼマはカタールW杯でも活躍が期待されたが、大会直前に負傷欠場が決定。前回王者のフランスは決勝でアルゼンチンにPK戦の末に敗れ、惜しくも連覇を逃した。

　ベンゼマはW杯決勝から一夜明けた19日にインスタグラム(@karimbenzema)を更新。フランスのユニフォームを着た自身の写真とともに「僕はあの場所にいるために必要な努力と失敗をしてきたし、それを誇りに思う」と綴り、「僕は自分の物語を書いてきた。その物語も終わりを迎える」と代表から退くことを明かした。

　2007年に代表デビューを飾ったベンゼマは、これまで国際Aマッチ通算97試合に出場して37ゴールを記録。ピッチ外の問題で代表から追放されていた時期もあり、W杯出場は2014年ブラジル大会の1度のみで代表キャリアにピリオドを打つことになった。

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