beacon

ペップがマンチェスター・ダービーに向けて宣言「とんでもないアイディアを用意している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼップ・グアルディオラ監督が奇策を用意

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が14日のプレミアリーグ第20節マンチェスター・ユナイテッド戦に向け、“とんでもない”アイディアを用意していると語った。イギリス『BBC』が伝えている。

 シティは前節終了時点で首位アーセナルと5ポイント差の2位。4位ユナイテッドには勝ち点4差をつけている。

 近年のマンチェスター・ダービーではシティが優位に立っており、2016年にグアルディオラ監督が就任して以来、対ユナイテッド戦は9勝6敗と勝ち越し。エリック・テン・ハフ監督が率いる今季のユナイテッドとは昨年10月に対戦し、6-3の快勝を収めた。

 だが、ユナイテッドはその大敗後、プレミアリーグ10試合で7勝2分1敗と好調を維持している。グアルディオラ監督は警戒を強めており、11日のカラバオ杯準々決勝サウサンプトン戦のメンバー選びにも慎重になっているようだ。

「ユナイテッド戦に向け、選手たちの出場時間を均等にしていきたい。なぜなら私にはいくつかのアイディアや考えがあり、ユナイテッドに対してとんでもないアイディアを用意しているからだ」

 グアルディオラ監督はマンチェスター・ダービーに臨むにあたり、“奇策”があることを示唆した。同メディアはこの発言を受け、シティ指揮官が過去にも“とんでもない”アイディアを披露してきたことを振り返っている。

「グアルディオラ監督は注目の試合で“とんでもない”アイディアを実行しようとすると、しばしばやりすぎだったと言われることがある」

「2020年のチャンピオンズリーグ準々決勝のリヨン戦で、シティが圧倒的な優勝候補だったにもかかわらず、相手のスピードに対抗するため3-5-2のフォーメーションに変更し、敗退したのが最も分かりやすい例だろう」

 このリヨン戦については、昨年4月に行われた欧州CL準々決勝第1戦のアトレティコ・マドリー戦を前に質問され、「私はよく考えすぎてしまう。考えすぎて、また愚かな戦術を生み出すのが好きなんだ。今夜はインスピレーションを生み出し、信じられないような戦術を行う。12人でプレーするんだ」と回答。当日の試合ではアトレティコを1-0で下していた。

 今回のマンチェスター・ダービーでは、どのような戦いを見せるのか。グアルディオラ監督は「ユナイテッド戦に対する明確なラインナップは決めていない。彼らの直近の試合は見ていない。ホームでの戦い方を見ないといけないし、何かを変えてくるかもしれない」と話すにとどめた。

●プレミアリーグ2022-23特集

TOP