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ビジャレアルに逆転負けのレアル・マドリー、優勝は絶望的に…指揮官「CLへの自信には影響しない」

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レアル・マドリーが逆転負け

[4.8 ラ・リーガ第28節 R・マドリー 2-3 ビジャレアル]

 ラ・リーガ第28節が8日に開催され、2位レアル・マドリーはホームで6位ビジャレアルに2-3で敗れた。リーグ戦では2試合ぶりの黒星。10日にゲームを控える首位バルセロナとの勝ち点差は「12」のままとなり、その差をさらに広げられる可能性が出てきた。

 5日のコパ・デル・レイ準決勝第2戦でバルセロナを4-0で下し、2戦合計4-1で決勝進出を果たしたレアル。中2日で迎えた今節はMFトニ・クロース、MFルカ・モドリッチ、MFフェデリコ・バルベルデらをベンチに温存してスタートした。

 スコアが動いたのは前半16分。FWビニシウス・ジュニオールの折り返しがDFパウ・トーレスに当たって決まり、オウンゴールでレアルが先制した。

 しかし、前半39分にビジャレアルのFWサムエル・チュクウェゼに見事な個人技から同点弾を奪われてしまう。

 ハーフタイムを挟み、後半3分にビニシウスが複数人を置き去りにするドリブルから勝ち越し点を挙げるが、同25分に再び失点。ゴール前の混戦から途中出場FWホセ・ルイス・モラレスに左足で蹴り込まれた。

 そして後半35分、チュクウェゼがペナルティエリア手前の右からカットインし、左足で巻いたシュート。ゴール左に吸い込まれ、アウェーのビジャレアルが3-2の逆転勝利を飾った。

 レアルのクラブ公式サイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は「私たちはボールを奪い返すのに苦労した。敵陣でボールを奪おうとしたが、バランスを欠き、それが3失点につながった」と敗因を分析している。

 12日にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でチェルシーとのホーム戦に臨む。指揮官は「チャンピオンズリーグに関しては、この敗北が水曜日(12日)の試合への自信に影響することはない。違うものになるだろう」と強調した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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