[10.7 スコティッシュプレミアシップ第8節 セルティック 3-1 キルマーノック]

　スコティッシュプレミアシップは7日、第8節を開催した。日本人5選手を擁する首位のセルティックはホームでキルマーノックと対戦。3-1で勝利した。

　開幕からここまで無敗、4連勝中のセルティックと第1節以来の白星を目指すキルマーノックの一戦。日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央が先発出場でスタートのピッチに立つと、MF岩田智輝はベンチ入り、DF小林友希はメンバー外となった。

　試合は開始からセルティックが主導権を握った。立ち上がりに古橋が鋭い抜け出しからゴールネットを揺らすも、こちらはオフサイドの判定。先制点とはならない。それでも前半22分、旗手がドリブルで中央を切り込んで右足でゴール左下に流し込んだ。

　先制に成功したのセルティックはさらに前半33分、FWルイス・パルマが旗手の落としをペナルティエリア外から豪快に決めて追加点。2点リードのままで前半を折り返す。

　セルティックは後半もボールを支配すると、古橋をターゲットに攻撃の手を強める。旗手が遠めから狙えば、前田はコーナーキックからヘディング弾。しかし、どちらもGKウィル・デニスの好セーブに遭った。

　するとキルマーノックは後半37分、自陣深い位置から前線のFWカイル・バッセルにロングボールが入ると、粘り強いキープから起点に。MFリアム・ポルワースを経由して最後は中央を駆け上がってきたMFデイビット・ワトソンがしっかりと決めて1点差に詰め寄った。

　5連勝を目指すセルティックはリ再びードを広げたいところ。すると後半まる分、左サイドでコーナーキックを得ると、MFマット・オライリーが左足で入れたボールを前田が頭で逸らして最後はDFグレッグ・テイラー。右足で優しく押し込んで追加点を挙げた。

　セルティックは3-1の快勝で5連勝。開幕からの無敗を継続し、首位を独走している。

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