beacon

「語らずにはいられない」メッシがバロンドールを争った2人に言及「彼らは素晴らしい1年を過ごした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バロンドールを獲得したFWリオネル・メッシ

 インテル・マイアミアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがバロンドール獲得にあたり、受賞を争ったマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドパリSGフランス代表FWキリアン・ムバッペに称賛の言葉を送った。スペイン『アス』が伝えている。

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催する2023年のバロンドール授賞式が30日にパリで実施され、メッシが史上最多記録を自ら更新する2年ぶり8度目の受賞を果たした。パリSGに所属していた2022-23シーズンに公式戦41試合で21ゴール20アシストを記録し、リーグアン2連覇などに貢献。カタールW杯では主将として母国アルゼンチンを36年ぶりの世界一に導き、自身も7ゴール3アシストの活躍でゴールデンボール(大会最優秀選手)に選ばれた。

 一方、2022-23シーズンにクラブと代表で計56ゴールを挙げ、シティのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初制覇を含む3冠達成に貢献したハーランドは最終順位で2位。メッシの元チームメイトでカタールW杯の得点王に輝いたムバッペは3位だった。

 メッシは受賞に際して「これはアルゼンチンで成し遂げた成果によるものだ。ラウタロ(・マルティネス)、フリ(フリアン・アルバレス)、ディブ(エミリアーノ・マルティネス)が来てくれた…。グループとコーチングスタッフ全員への贈り物だ。アルゼンチンへの贈り物であり、僕たちが成し遂げたことへの贈り物でもある」と感謝。続けてハーランドやムバッペについても言及した。

「ハーランドとムバッペのことを語らずにはいられない…。彼らは素晴らしい1年を過ごした。特にハーランドは、この賞を受賞することに何の疑いもない。ここには若い選手がたくさんいるし、これからもずっとサッカーを楽しめるだろう。選手たちはどんどん新しくなっているが、レベルは決して落ちていない」

 また、メッシは「僕に欠けていた最後のものだったアルゼンチンのワールドカップ優勝を、さまざまな国籍の多くの人々が願っていたことを特別に言っておきたいと思う」と語ると、「ディエゴ(・マラドーナ)の誕生日を思い出したい。ここには彼と同じくらいサッカーが好きな選手がたくさんいる。おめでとうディエゴ!」と2020年11月25日に亡くなり、今回の授賞式が行われた10月30日が誕生日だった母国の英雄を偲んだ。

●プレミアリーグ2023-24特集
●フランス・リーグアン2023-24特集
▶久保建英、三笘薫らが欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!無料トライアルも実施中!
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP