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痛恨敗戦のリバプール…クロップ「前半のようなプレーをしていて、なぜリーグ戦で勝てるんだ?」

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リバプールユルゲン・クロップ監督

 プレミアリーグ優勝争いを演じるリバプールが、ホームで痛恨の敗戦を喫した。

 14日に行われた第33節でクリスタル・パレスをアンフィールドに迎えると、前半14分にMFエベレチ・エゼにネットを揺らされて先制点を献上してしまう。反撃に出るリバプールは幾度となくゴールに迫った。しかし、27分にはMF遠藤航の至近距離からのシュートがクロスバーを叩き、29分にはFWルイス・ディアスの豪快なジャンピングボレーがGKディーン・ヘンダーソンの好守に阻まれる。

 後半に入ってもFWダルウィン・ヌニェス、MFカーティス・ジョーンズ、FWモハメド・サラーが決定機を迎えたものの、ゴールへと結び付けられず。ホームで0-1の完封負けを喫した。11日のヨーロッパリーグ準々決勝第1戦アタランタ戦でも0-3で敗れており、アンフィールドで公式戦2連敗の屈辱を味わうこととなった。

『ESPN』によると、クリスタル・パレス戦の敗戦はアタランタ戦の影響があったかと問われたユルゲン・クロップ監督は「そうかもしれないね」と答えている。

「私のチームを長年に渡って見ていれば分かると思うが、プレッシングが優れているし、カウンタープレスもある。前半はオープンになったが、なぜそうなったのか。数日前に悪い試合をしたばかりだから、そのせいかもしれない。実際、得点は取れなかったが本当に良い試合だった。ただ、残念ながらそんなに簡単なことではないんだ」

 そして、「君たちは、この試合がタイトル争いにどう影響するのか、質問しなければならないはずだ」と記者団に語ると、「私はバカではない。分かるだろう。答えは簡単だ。前半のようなプレーをしていて、なぜリーグ戦で勝てるんだ?」と続けている。

 この日の敗戦でリバプールの勝ち点は71のまま。73まで積み上げた首位マンチェスター・Cに勝ち点2差をつけられてしまった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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