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2戦連続途中出場の岡崎、「見せ場をつくりたかった」

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 ブンデスリーガは21日、第32節を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でケルンと対戦した。酒井は右SBで12試合連続の先発フル出場。4試合連続ベンチスタートとなった岡崎は0-1の後半24分から2戦連続の途中出場を果たすと、チームも同26分に追いつき、1-1で引き分けた。

以下、試合後の岡崎のコメント

「もうちょっとゴール前で勝負したかったけど、どうしても守備とか、攻撃に行くまでのつくりに力をかけてしまった。そこは自分の責任でもある。試合をしてないというのもあって、ゲーム感覚的なところでうまく周りが見えないなと思うときもあった。でも、動き的には連続して動けているし、ボールをいい位置でもらえれば仕掛けられるけど、今日は仕掛けるところがなかったかなと。時計を見ながら20分でなんとか一回見せ場をつくりたいと思っていたけど、そのまま終わってしまって残念ですね」

―いいボールも出てこなかったが?
「でも、なんでもないようなボールを自分でものにしたり、つなぎ役になるところから前を向いて勝負するとか、途中から出たときは、チームのアシストを待つのではなくて、そういうのが必要なのかなと思う。気になるのはバランスが悪いなということ。勝っているときはこれでもうまくフィニッシュまでいっていたけど、今日は攻撃がうまくいかなくて、取られてカウンターを受けることが多かった。自分が入ってからもバランスが悪いところを自分が気にして埋める感じになってしまった。バランスが悪くても自分で仕掛けて点を取ればいい話で、大胆にいくところと、周りを見るところの使い分けがよくなかった」

(取材・文 西山紘平)

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