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セリエA第36節2日目:ユベントスまさかの引き分け、ミランと1差で残り2節突入

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 セリエAは2日、第36節2日目を各地で行った。首位のユベントスはホームでレッチェと対戦。前半8分、MFアンドレア・ピルロからの浮き球パスをMFクラウディオ・マルキジオが頭で合わせて、ユベントスが幸先よく先制。後半に入ると9分にレッチェFWフアン・ギジェルモ・クアドラドが2枚目の警告を受け退場。ユベントスが数的優位に立った。しかし後半40分、まさかのプレーで同点ゴールを奪われた。DFアンドレア・バルザリからのバックパスを受けた守護神ブッフォンがトラップミス。途中出場のMFアンドレア・ベルトラッチに奪われ、ゴールに押し込まれてしまった。試合はこのまま1-1で終了。ユベントスは今季の無敗記録を36試合(21勝15分け)に伸ばしたが、守護神の珍しいミスで勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 勝ち点3差で追う2位のミランはホームでアタランタと対戦した。ミランは前半9分にMFサリー・ムンタリのゴールで先制すると、後半45分にもFWズラタン・イブラヒモビッチのFKからGKが弾いたボールをFWロビーニョが押し込んで、2-0。順当に勝ち点を積み上げ、首位ユベントスに1差に迫った。ミランは次節インテルとのミラノダービーに挑む。

 大混戦となっているCL、EL出場権争い。前節終了時点で勝ち点55で並んでいた4チームの争いは前日にナポリがパレルモを2-0で下し、勝ち点を58に伸ばした。この日、まずウディネーゼは、FWディエゴ・ファブリーニのゴールでシエナを1-0で下し、勝ち点3を積み上げた。しかしラツィオはホームでシエナと1-1のドロー。インテルに至ってはパルマに逆転負けを喫し、2チームがCL出場権獲得争いから後退した。

 残留争いではFW森本貴幸の所属するノバラがフィオレンティーナと引き分けたため、セリエBへの降格が決まった。勝ち点1差だった17位ジェノアと18位レッチェの争いはジェノアがカリアリに2-1で勝利。レッチェはユベントスと引き分けたため、勝ち点差が3に広がっている。

カターニア 0-1 ボローニャ
[ボ]ハストン・ラミレス(79分)

ラツィオ 1-1 シエナ
[ラ]クリスチャン・レデスマ(62分)
[シ]マッティア・デストロ(26分)

フィオレンティーナ 2-2 ノバラ
[フ]リカルド・モントリーボ2(48分、71分)
[ノ]ジェダ(14分)、マルコ・リゴーニ(30分)

ミラン 2-0 アタランタ
[ミ]サリー・ムンタリ(9分)、ロビーニョ(90分)

ユベントス 1-1 レッチェ
[ユ]クラウディオ・マルキジオ(8分)
[レ]アンドレア・ベルトラッチ(85分)

ジェノア 2-1 カリアリ
[ジ]ロドリゴ・パラシオ(11分)、ボシュコ・ヤンコビッチ(76分)
[カ]ロレンツォ・アリアウド(13分)

チェゼーナ 0-1 ウディネーゼ
[ウ]ディエゴ・ファブリーニ(4分)

パルマ 3-1 インテル
[パ]フェルナンド・マルケス(53分)、セバスティアン・ジョビンコ(55分)、ジョナタン・ビャビャニ(82分)
[イ]ヴェスレイ・スナイデル(13分)


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