セネガル代表DFカリドゥ・クリバリが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、意気込みを語っている。

　ロシアW杯でグループHのセネガルは19日、バイエルンに所属するFWロベルト・レバンドフスキ率いるヨーロッパの強豪ポーランドと対戦。見事に下馬評を覆し、2-1で勝利を収めた。現在、世界最高峰のDFの一人とされるナポリの27歳DFは、試合を振り返った。

「僕が一人で止めたわけではない。チーム一丸となって取り組んで、手強い選手がいるポーランド戦は難しかったが、良いプレーができた。終盤の失点は残念だったが、勝てたことが重要だ。僕らは試合ごとに成長できる」

　なおポーランド戦でのセネガルの勝利は、大会においてアフリカ勢の初勝利となった。すでにエジプトとモロッコはグループリーグでの敗退が決定。チュニジアも初戦でイングランドに敗れており、セネガルDFはアフリカ諸国の期待を一身に背負うつもりだ。

「他のアフリカ勢が破れてしまったことは残念だと思っていた。皆、セネガルに期待している。僕らはアフリカを代表する偉大なチームであることを証明できた。アフリカ人が皆、僕らのために応援してくれることは大切だ。良い雰囲気を作り出すことは重要だ」

　セネガルは24日、第2節で日本と対戦することになる。クリバリは勝利し、決勝トーナメント進出を決めたいと語った。

「W杯において勝利でスタートできたことに非常に満足している。誰でもできることではない。自分たちの価値を証明することができた。次は日本戦に向けて集中したい。次戦で突破を決めて、できる限り上までたどり着きたい」

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