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ロシアW杯は佳境に!4強は欧州勢のみ、それぞれの対戦成績は…

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ワールドカップを手にするのはどのチームか

 ロシアW杯は7日、準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出揃った。準決勝では10日にフランス代表ベルギー代表、11日にクロアチア代表イングランド代表が戦う。

 最新FIFAランキング7位のフランスは、グループリーグを2勝1分の首位で通過。決勝トーナメントでは、アルゼンチン、ウルグアイと南米勢を連破し、2006年ドイツ大会以来、3大会ぶりのベスト4入りを果たした。好調のチームを引っ張るFWアントワーヌ・グリーズマンの助けもあり、19歳FWキリアン・ムバッペがブレイク中。彼が生まれた年、1998年フランス大会以来の優勝も見えてきた。

 対するFIFAランキング3位のベルギーは、3連勝でグループリーグ首位通過。決勝トーナメント1回戦では0-2から日本を敗退へと追い込むと、6日の準々決勝では一段ギアを切り替え、サッカー王国ブラジルを2-1で退けた。各ポジションに世界最高峰のプレイヤーが揃い、過去最高の4位越えに王手がかかった。

 世界最高の中盤コンビ、MFルカ・モドリッチとMFイバン・ラキティッチを擁するFIFAランキング20位クロアチアは、アルゼンチンらを下してグループリーグ3連勝。続く決勝トーナメントでは、2試合連続でPK戦までもつれ込んだがデンマーク、開催国ロシアをギリギリのところで破り、準決勝まで勝ち進んだ。過去の最高成績は3位。初の決勝進出を目指す。

 イングランドは1990年のイタリア大会以来、28年ぶりの4強入り。FIFAランキング12位のサッカーの母国は、グループリーグでベルギーに敗れ、2位通過となったが、決勝トーナメント1回戦でPK戦の末にコロンビアを下すと、“ダークホース”スウェーデンを2-0で破り、準決勝に駒を進めた。キャプテンでエースのFWハリー・ケインが好調で、今大会ここまで6得点。母国開催の1966年大会以来の優勝とともに、得点王輩出なるか注目が集まる。

 なお、フランスとベルギーの対戦成績は、ベルギー側からみて30勝19分24敗。また、クロアチアとイングランドは過去7度対戦しており、イングランドが4勝1分2敗と勝ち越している。

【準決勝】
▼7/10(火)
フランス 27:00 ベルギー [サンクトペテルブルク]

▼7/11(水)
クロアチア 27:00 イングランド [モスクワ/ルジニキ]

【3位決定戦】
▼7/14(土)
未定 23:00 未定 [サンクトペテルブルク]

【決勝】
▼7/15(日)
未定 24:00 未定 [モスクワ/ルジニキ]

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