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[横山杯]駒澤大高が圧巻ゴールラッシュ! 専修大北上に付け入る隙を与えず6-0快勝

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駒澤大高が6-0で快勝

[12.27 横山杯決勝リーグ第1節 専修大北上高 0-6 駒澤大高 グリーン土合グラウンドA面]

 強豪校の1、2年生が冬の「サッカータウン波崎」(茨城)で力を磨く「横山杯 第23回全国ユース招待サッカー大会」1st Division Topの決勝リーグが27日に各地で行われ、第1グループ第1節では駒澤大高(東京)が専修大北上高(岩手)に6-0で勝利した。

 立ち上がりは専修大北上が背後を突いた攻撃でペースをつかみ、前半3分にいきなり決定機を創出。MF名久井悠希(2年)のスルーパスに反応したFW畠山遥斗(2年)がGKとの1対1を迎えるが、相手の好守で先制点は奪えない。

 ピンチをしのいだ駒澤大高はハイプレスで徐々に押し返すと、前半8分に右CKからファーに流れたボールをDF若田澪(2年)が蹴り込んで先制する。同35分には右のMF堀口大介(2年)の折り返しからMF平井涼真(2年)がネットを揺らし、2-0でハーフタイムを迎えた。

 後半の駒澤大高は選手交代でさらに勢いを増していく。開始5分に途中出場MF内田龍伊(1年)のスルーパスからDF山口航生(2年)が決めて3-0。さらに後半8分、ゴール前のこぼれ球をMF秋元心太(2年)が押し込み、4点目を奪取する。2分後には山口の右からのクロスがGKに触られながらもゴールに吸い込まれ、5-0とリードを広げた。

 専修大北上はFW齋藤幸(2年)の強烈なミドルシュートや名久井のFKでゴールを脅かす場面もあったが、最後まで得点には至らず。終盤にFW金子莉生(2年)がダメ押し弾を挙げ、そのまま駒澤大高が6-0の快勝を飾った。

「やられそうでやられないようなシーンがいくつかある中で、チームとして狙っているような、今練習している攻撃の部分だったりとか守備の奪いに行く部分だったりとか、そのコンセプトを遂行しようとやってくれたので、すごく良かったかなと」

 まだ始動してそれほど時間が経っていない新チームに対し、駒澤大高の亀田雄人監督は一定の手応えを示している。桐光学園高(神奈川)や市立船橋高(千葉)など、強豪と対戦する機会に恵まれた決勝リーグ。「彼らに思い切ってチャレンジして試してほしいなと思います」と選手たちの背中を押した。

(取材・文 阿部哲也)

●横山杯第23回全国ユース招待サッカー大会特設ページ

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