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[関西 U-16 ~Groeien~]金光大阪DF高槻幸成は1アシスト、球際で奮闘も「自分的には全然甘い」

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金光大阪高DF高槻幸成(1年=KONKO FC出身)は攻守に奮闘

[4.30 関西 U-16 ~Groeien~G1第1節 興國高 3-1 金光大阪高 ダイセル播磨光都第1G]

 G1リーグ昇格組の金光大阪高(大阪)は「関西 U-16 ~Groeien~」開幕戦で昨年2位の興國高(大阪)に1-3で敗戦。相手をリスペクトしすぎた面もあったようだが、前半は強敵と渡り合い、0-3から1点を返した後は自分たちのペースで試合を進める時間を増やした。

 DF高槻幸成(1年=KONKO FC出身)は、「1点取った後は『このままやったら行ける』と。後半ラスト20分くらいからは自分たちのペースでできた。ちゃんと決めれるところを決めれるかが今日の反省」という感想。今後へ向けて自信を持って良い内容だった。

 高槻は「自分のストロングはピンチになった時の戻りの速さ。強度はちょっと自信ある」。実際ボールを個で奪い取り、速攻の起点になるシーンもあった。そして、後半14分には高槻のクロスからFW村上智也がゴール。リバプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのキックに憧れるDFは結果を残した。

 だが、相手の縦突破への対応ができず、自分のサイドから中へ行かれてしまったことを反省。また、3バックの右サイドから攻撃参加する回数を増やすこともできなかった。球際の攻防についても、「自分的には全然甘い」。悔しい敗戦を次に繋げる。

 金光大阪はテンポの速い仕掛けからMF市浦脩翔が3度4度とスルーパスを狙ったほか、MF長友空の左足クロスなどでゴールを脅かした。また3バックの中央に入ったDFヴァイクルアレクサンダー万舟らが強敵とバトル。次は結果を勝ち取る。

 高槻は今後へ向けて、「正直、自分たちのチームよりも上のチームが結構いるんで、そこに負けないようにしていきたい。サッカーにも勉強にも力を入れながら3年間を過ごして、全国にも行けるように頑張りたい」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)

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