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[MOM4415]前橋育英MF田村裕希(1年)_「関東ROOKIE LEAGUE」初得点が決勝点

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前橋育英高(群馬)FW田村裕希(1年=Jrユースサッカークラブ与野出身)は最終節で決勝点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.9 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第9節 桐光学園高 0-1 前橋育英高 時之栖うさぎ島G]

「関東ROOKIE LEAGUE」最終節で初ゴール。前橋育英高(群馬)MF田村裕希(1年=Jrユースサッカークラブ与野出身)が、一つ自信をつけてU-16リーグ戦を終えた。

 本職は左サイドだが、この日はFWとして先発。「いつもよりはボールを受けれてドリブルできるシーンも結構あった」。前半からガツガツと前へ出ていた田村は、後半に左サイドへ。そして、10分に決勝点を挙げる。

 センターライン付近でボールを受けると、「左SBの鯨岡(廣世)がオーバーラップしてくれて、相手の右SBがそれに食いついて中が空いたのでドリブルして行って、CBの間が空いていて、ロングシュート打ったらポスト当たって入りました」。70人を超える1年生の中で継続して試合に出ることはできていない。だが、「練習終わったあとは友達とほとんど毎日」シュート練習を続け、出場チャンスを得た最終節に初ゴールを決めた。

 田村は、昨年度の選手権で前橋育英の試合を観戦。「個も強くて、チームとしても強くて、ユニフォームも格好良かった」という前橋育英へ進学した。質のトレーニングで個の力を強化。まもなく1年生チームとしての活動は終わり、各カテゴリーのチームに振り分けられるが、トップチームで活躍することを目指していく。

 憧れの選手は「テクニックもパスも凄いし、IQも高いので」という理由でMF香川真司(C大阪)。得意とするドリブル、パス、シュートを磨いてトップチームで活躍中のMF平林尊琉(1年)ら上のカテゴリーでプレーする選手に追いつき、追い越す。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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